もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 イルカ父調査中? 「カカシ君!おかえり!」 「ただいま帰りました!お義父さんもお帰りなさい!…あの、父さんとイルカは?」 「あ、うん、サクモさんは報告中、イルカとうちのは…今ちょっとだけ家に戻ってもらっててね。」 「そうですか…じゃ、急いでそっちにご飯もっていかないと!」 「いや!ちょっと待って!君にちょっと聞きたいことがあるんだけど…。」 「はい!なんでしょう?…あの、もしかしてまたうちの父さんが何か…!?」 「いや!そうだけどそうじゃなくて!えーっと。…カカシ君の好きなことって何か教えてくれるかい?」 「好きなこと…それなら勿論!イルカと一緒にいることです!」 「…そう来たか…!やっぱりサクモさんそっくり…!?」 「それ以外って…あとは、イルカのためにご飯作ったり、一緒に寝たり、ちゅ…いえ!あとはその、追いかけっことかも!」 「今、何かいいかけたよね!?イ、イルカ…まさかもう!?」 「あ、まだ、婚約段階ですから!そんなにすごいコトは…!でも、その、いつかは…!」 「…くっ!と、とりあえず我慢だ俺…!あーその!カカシ君とサクモさんで一緒に出かけたコトはあるかな?」 「はい!修行と任務と買い物と…後は、父さんが良く分からないままで見合いに連れて行かれたときとかです!あ、でもこの間ピクニック行きましたね!すっごく楽しかったです!」 「…そっか…サクモさん…やっぱり!」 「あの、イルカは今何を…?それに父さんは…?」 「うちのと一緒に待ってろって伝えてあるんだけど…多分勝手にこっちに来ると思うから大丈夫だよ。サクモさんはまだ報告中だから…」 「でも!そろそろイルカがお腹空かせてるかもしれないし…。父さんは、精々またお見合い写真渡されてるくらいだから大丈夫だと思うけど…。」 「イルカは…愛されてるなぁ…。」 「はい!勿論!一生幸せにします!」 「あー…まあその話は今度じっくりするとして。…サクモさんには何か趣味ってあるかな?」 「父さんの趣味…?あ!多分修行です!ちょっとでも時間が出来ると修行してますから!」 「そ、そっか…そういやしょっちゅう…!うちのとも…!」 「後は趣味になるのか分からないんですけど、昼寝とか…あと料理も上手です!掃除は…きれいにはなるんですけど、何かちょっと違うので…。忍術書もよく読んでるけど、他はなんだろう…?よく俺の頭撫でるのは趣味じゃないし…。」 「あーうん。ありがとう。…前途多難だ…!」 「どうした。うみの?…イルカ君と奥方は?」 「サクモさん!おかえりなさい!」 「あ!お帰り父さん!怪我はない?ご飯ちゃんと食べた?」 「怪我はない。大丈夫だ。食事もうみのが。」 「そっか!じゃ、イルカとお義母さん呼んで来るね!」 「ああ。」 「な、なんで瞬身!?カカシ君はなんであんなに熱心なんだ!」 「…二人とも、いないのか?」 「あ、はい。ちょっと今家に戻ってて…」 「…ココでの暮らしは…やはり…?」 「うぅ…っ!う、上目遣いで見なくても…!大丈夫です!何か色々吹っ切れましたから!でも時々は俺んちにも帰りますよ!」 「そうか。ありがとう。」 「だからそんなに嬉しそうにされても…!」 「食事を用意しないと。カカシも任務帰りだし、イルカ君もまちくたびれているだろう。」 「あ、はい!しまった!そっちが先だったか!」 「ああその前に。カカシと何か話していたようだが、カカシが何かしたのか?」 「いえ。まあその、ほら!会話って大切ですから!」 「そうか。…努力しよう。」 「まあ、そうですね。一緒にがんばりましょうね?」 「ああ。」 「あ、そうだ。サクモさんが、小さい頃好きだったことってなんですか?」 「好きだったこと…?」 「ほ、ほら!メンコとかベーゴマとか!」 「それは、食べ物か?」 「いえ、ちがうんですけどね…。何か色々わかりました…。」 「…好きだったこと…恐らく何度もしていることか…?」 「そんなに真剣に悩まなくても!ほら、なんでもいいんですよ?勿論子どものころじゃなくても!」 「眠る、のは好きだったかもしれない。」 「あー…それって、縁側で?」 「ああ。」 「…わかりました。ありがとうございます。」 「そうか。何かの役に立ったのならよかったが。」 「そうですね…。なんかこう…返って色々見えてきたので大丈夫です!さ!とりあえず家に…わっ!なんですかー!?サクモさん!?」 「にゃー!なんでよけるのー!」 「すまない。」 「あー!こら!ダメじゃないか!いきなりじゃれついちゃ!サクモさんも謝らないでいいんですって!助けてくれてありがとうございます…!」 「なんでー?」 「そうか。」 「なんでじゃないの!危ないだろう?それと、イルカはイイ子にしてたか?」 「んー?追いてったから退屈だったの!だからね?」 「そ、それで?なにやらかしたんだ!」 「イルカと一緒に、お面のが一杯いるトコ遊びに行ってきた!」 「暗部演習場か!?」 「ああ、それでか。」 「サ、サクモさん!?何か知ってるんですか!?」 「三代目から確かに良い修行になったと、礼を言われた。」 「三代目―!?うちの嫁さん、勝手に使わないでくれー!」 「でもね?あんまりやっつけちゃダメだって言われたから遊び足りない!ふさふさみたいに早いのあんまりいなかったの。じいちゃん面白いって言ってたのに!」 「そうか。なら後で俺とも手合わせを。…ただ、食事を先にさせて欲しい。イルカ君とカカシは育ち盛りだし、奥方もお腹を空かせているだろう?」 「んにゃ?うん!肉食べたい!」 「では、すぐに。」 「あああああ…今度絶対三代目に抗議してやる…!そもそも婚約だって…!」 「ところで、カカシとイルカ君は?」 「んー?迎え来たちっさいふさふさはね?イルカにただいまって言ってくっ付いてた!まってたけどずーっとくっ付いてて待ってるの飽きた!だから先に来たの!」 「わー!?勝手にまた間違った大人の階段を…!?む、迎えに行ってきます!」 「頼んだ。…だが言い聞かせてあるし…」 「イルカは…嫁さんそっくりなんですよ…っ!むしろカカシ君の方が…!すみません!もう行きます!」 「…行ってしまったな。」 「ふさふさー!後で絶対ねぇ!」 「ああ。」 「ねぇねぇ!晩御飯はなぁに?」 「そうだな。今日はポークソテーにしようかと。」 「ふぅん?肉?」 「そうだな。焼いた肉だ。」 「じゃ、一杯作ってねぇ!」 「ああ。」 ***** 「父さんただいまー!」 「おかえり!ふさふさー!」 「す、すみませんサクモさん…!遅くなりました…!」 「おかえりカカシ。イルカ君、ただいま。…うみの、どうだった?」 「あの、獲物っていって、隠し持ってたっていうか…イルカの部屋にしまってあった暗部候補生を解放するのに手間取って…!」 「ああ、なるほど。」 「うぅー!イルカのなのにー!父ちゃんが逃がしたー!カカシに一杯見せてあげたかったのに!怒られた!酷い酷い!」 「酷くないの!あれは持って帰っちゃだめなんだって!…にしても、うちのと一緒にとはいえイルカに捕まるなんて…!暗部の質は大丈夫なのか!?」 「大丈夫だよ!イルカ!しっかり見せてもらったから!ね?」 「うん!カカシは褒めてくれた!大好き!」 「今度は捕まえたらすぐに逃がしてあげてね?お話してくれれば大丈夫だから。」 「う?でも一杯獲ったのに!」 「だって、俺がイルカのこと疑うわけないでしょ?」 「うん!今度は何匹獲ったか教えるー!」 「楽しみにしてるから!」 「えへへー!」 「候補生の底上げにはいいかもしれないな。ありがとう。イルカ君。奥方。」 「うふふ!褒められた!」 「イルカはふさふさにもカカシにも褒めてもらったもん!」 「うぅー!ねぇねぇ!褒めて?」 「ああ、うん。そうだよなー…三代目が仕向けたんだもんなー…。ありがとう。頑張ったんだもんな?」 「にゃ!もっと撫でて…?」 「そうだ!ゴメン父さん!ご飯!」 「大丈夫だ。今日はポークソテーと、うみのが作った味噌汁とサラダだ。」 「お義父さんありがとうございます!父さんも!」 「ふさふさありがとー!」 「肉―!」 「さあ、食べてくれ。」 「サクモさんもしっかりね!」 「ああ。」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 色々リサーチするイルカ父? ではではー!ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!! |