もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 ふさふさ。ねぼける。 「ふー!洗濯物も後ちょっとだな!」 「残りは俺が取り込んじゃいますから!お義父さんは休んでいてください!」 「そういうわけには行かない!ココに厄介になってるんだし…」 「でも!お義父さんは父さんと任務行ったばっかりだし…!」 「そりゃそうだけど!殆どサクモさんとうちのが片付けちゃったから大丈夫だよ!はは、は、はぁ…。」 「あの。父さんはぼんやりしてるけど、悪気はないんです…!」 「ああいいんだって!気にしないで大丈夫だよ!カカシ君!…慣れてるから。」 「そう、ですか…。」 「…そういえば、サクモさんは?さっき昼飯片付け終わってからどこいったんだろう?もしかしてまた任務…!?」 「ああ、父さんなら、そこの縁側で。」 「え!…あ、ホントだ!サクモさんが昼寝なんて珍しいなぁ!」 「そうなんですか?任務中は知らないんですけど…父さんは休みの日になると良くこの縁側で昼寝するんですよね。」 「へー!そりゃ知らなかった!しっかし結構熟睡してる…?」 「あ!お義父さん!そんなに近づいたら…!」 「へ?うわぁ!」 「…ん?ああ…うみの…?」 「サ、サクモさん!離して下さい…!」 「ああ。すまない。」 「すみません!父さんは縁側で寝ぼけると側にいる人を抱き込んじゃうくせが…!」 「びっくりした…!…ほら!サクモさん!疲れてるなら布団で寝なきゃダメですよ?」 「ああ。すまない。もう少しだけ…。」 「あああ!ねちゃった!?」 「すみません!…あの、そこで寝ちゃったらしばらくは起きないと思うので…。」 「そうなんだ。じゃあ、毛布でも…。」 「また抱き込まれちゃいますけど。」 「そ、そうなんだ…。いやしかし、こんなサクモさん始めてみた…!」 「…そこで…母の膝枕で寝るのが好きだったんです。」 「そうかそれで…。」 「…一回寝ちゃうと梃子でも起きないから、母さんが良く耐えてたなって思います。」 「え?」 「しかも時々いきなり抱き込むし、よく寝たまま母さんにすりよってました。」 「サクモさん…!そういえば奥さん連れて任務きたときもずっとひっついてたような…!?」 「…でも、母さんは、困った人だけど、かわいいって言ってたました。…俺は母さんのそういうところ、正直尊敬してます。」 「そうだね…いや、確かに寝顔はあどけないって言うか…でも…!ってことは、このまま寝ちゃわれちゃったから…!」 「あ!膝、重いですよね?俺代わりますよ?」 「カカシ君こそ重いだろう!…そうだな…枕か何か…」 「あー…あの、生き物じゃないと。起きるっていうか、寝ぼけて枕を探し回るかもしれません。」 「え…!?」 「…前に忍犬に頼んだんですけど、いきなりぎゅうぎゅう抱きしめられるので皆嫌がってしまうので、結局全員で交代で枕に…」 「えぇ!?」 「それでも無理で、しょうがないから忍犬たちを帰したら、寝ぼけ眼でふらふらしだして…悲しそうな顔してたので俺がかわりになったんです。」 「サクモさん…!自分の子どもに何させてるんですか…!」 「あ、でも、寝てるだけです!それに時々ものすごく幸せそうに笑うので、なれると楽しいですよ?」 「ふぅん?」 「わぁ!?お帰り!」 「お義母さん!お帰りなさい!凄く大きな獲物ですね!」 「へへー!でっかいの獲れた!あとで焼いてねぇ!」 「はーい!」 「こら!あ!カカシ君!俺がやるから!」 「でも…それじゃ…。」 「あ。そうだった…。」 「ふさふさ笑ってる。おもしろい!」 「こらこら!つつくな!」 「んー?何だか眠い…」 「わー!待ちなさい!お前まで…」 「お布団持ってきますね?…結界は流石に父さんが…」 「カカシ君!君まで気を使わなくても…!」 「母ちゃんはやいー!」 「お帰りイルカ!イルカの獲物もすごいね!」 「へへー!でっかいの獲れた!」 「あー!…でも、母ちゃんのがでっかいもん!」 「うぅー!でもイルカのもでっかいもん!カカシに焼いてもらうの!」 「うん!お洗濯とりこんでからね!」 「イルカ畳むのお手伝いする!」 「ありがと!あ、その前に、お義父さんとお義母さんにお布団持ってきてくれる?」 「はぁい!…ちゅーちゅーするの?」 「こ、こら!イルカ!どこでそんな…!」 「今は寝るー!後で!」 「ふぅん?…あ!ふさふさ寝てるー!」 「うん。今ちょっと昼寝してるんだ。だからイルカは…」 「イルカもお手伝いしたら一緒に寝る!だから早く早く!」 「あ!うん!俺取り込んじゃうからどんどん畳んでってね?」 「わかったー!」 「母ちゃん先に寝てるねぇ?」 「あぁああああああ…!なんだってこんな…!?」 「…。」 「え?今なんかサクモさんが…?」 「多分母さんの名前です。」 「あー…そうか…。」 「ふさふさ笑ったー!ふふ…!楽しい!」 「そうだな。たまにはゆっくり休ませて上げたいよな…!」 「カカシー!持ってきた!」 「ありがと!…あの!でもお義父さんはご無理をなさらないで下さいね?」 「ああ。うん。あのな?カカシ君。そんなに気を使わなくてもいいよ?」 「いえ!だってイルカのお父さんで、俺のお義父さんですから!」 「…そ、それについては深く考えたくないんだけどな…!?」 「じゃ、寝よう?」 「あー…うん。そうだな。寝ようか…。」 「お洗濯早く畳む!」 「うん!がんばろうね!」 ***** 「…俺、お義父さんのことも尊敬します。」 「いや、うん、大丈夫だよ?」 「でも、あれからずっと父さんが…!」 「あー、まあその、大丈夫だよ!」 「それに…お義母さんまで…!」 「ほら、うちのとイルカで慣れてるし!」 「イルカは俺に乗ってたからいいとしても…重かったでしょう?それに急にぎゅうぎゅうするし…!」 「大丈夫だから!…でも、今日の晩飯どうしようか?もうそろそろ日が沈むんだけど…」 「…起きないと思うんですよね…。冷蔵庫には一応作ったのがあるんですけど…。」 「縁側で寝ても、そろそろ風邪引かないから諦めるか。うちのも良く寝てるし。」 「そうですね…。俺のイルカもまだ寝てるから…。」 「…最高記録って参考までに聞いてもいいかな…?」 「…朝まで起きないかもしれません。」 「そうか…カカシ君だけでも助けて上げられればいいんだけどな…。」 「父さんは一度抱き込んだら起きるまで無理だと思います。」 「…そうなんだ…まあ、しょうがないよな!」 「そうですね!」 「んにゃ?ふさふさぎゅー!イルカもぎゅーしてあげるね?」 「あ!こら!」 「ありがと!イルカ!…父さんのせいで起きちゃったね…。」 「えへへー!皆で寝るの楽しい!」 「俺も…!その、でもちょっと外野がいると…」 「カカシ君…!?」 「えーっと!お義母さんも良く眠ってらっしゃるから、もうしばらくだけ寝ちゃいましょうか?」 「そうだね!」 「皆でお昼寝ー!楽しい!」 「うん!楽しいね!」 「そう、だよな…楽しいこともっと色々…!」 「じゃ、おやすみ!」 「おやすみー!」 「あ、おやすみ!…色々、考えないとな。」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 寝ているふさふさ編? ではではー!ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!! |