もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 イルカ父の苦労と愛。 「父ちゃん!起きてー!」 「んあ?イルカ?あー!今何時だ!?何か外が暗い!?」 「起きたか。うみの。ああ、大分顔色も良くなったな。」 「サクモさん…お願いですから俺をうっかり閉じ込めないで下さいよ…!」 「うみのさんは無理をしがちだから、疲れていると気がついたときにはしっかり休ませろと以前妻に…」 「しっかりと監禁は違いますから!…結界の出入りはできるようにしておいて下さい…!」 「…そうか…。」 「わぁ!そんなにしょぼんとしないでくださいよ!?いいからほら!風呂!…の前に晩飯なにか残ってますか…?何で寝てただけでこんなに腹が減るんだろうなー…?」 「ああ、これがうみのの分だ。カカシとイルカ君はもう風呂にも入った。奥方は…結界をかりかり引っかいていたから、今のところは待って貰っているが、おそらく早晩突破されると思う。」 「マズイ!あの!結界解いて下さい!暴れられたら…!」 「だが、食事が済んでからのほうがいいだろう?」 「いやでも!うちのを下手に怒らせると被害が…!」 「母ちゃんが父ちゃんにご褒美貰うって言ってた!でもね?ふさふさが父ちゃんが早く元気になるようにご飯上げてくるから待っててっていったから、お部屋の前で丸くなって寝てた!」 「ならもうちょっとなら大丈夫かもしれないけど、多分そんなにもたないよな…?」 「しっかり食べた方がいい。」 「そ、そうですね。とっとと食べて…。」 「カカシも心配して、栄養が取れるものを用意したと言っていた。」 「…だからなんですか…このスタミナ料理の山は…!?」 「カカシが作ったの!美味い!いらないならイルカが貰う!でも父ちゃん用のだから食べた方がイイと思う!」 「そうだなよなー…。多分これから…。」 「おかわりもある。」 「あ、ありがとうございます…!サクモさん、エプロンに合いすぎですよね…。」 「じゃあイルカはカカシのお手伝いしてくるねぇ!」 「ああ、そうだな。ありがとう。イルカ君。」 「それにしても、良く待っててくれてるなぁ…?普段ならとっくに…。あ、コレ美味いなホントに!」 「ああ。…どうやら今カカシが足止めしてくれている様だ。」 「げほっ!…ええ!?じゃ、じゃあお手伝いって…!」 「奥方が、昼間の追いかけっこでの負けを取り返そうかなと言っていたから、もうしばらくは大丈夫だろう。」 「わー!?イルカまで行かせたら大変なコトになるじゃないですか!」 「大丈夫だ。いざとなったら俺の分身がいる。今は食器を洗っているが。」 「だから家事に分身使わなくても…!」 「…ああ。すまないうみの。どうやらそろそろもたないようだ。奥方のチャクラが…あれではカカシでも止めきれないな。分身はまだ食器を洗っているから、俺も行って来る。うみのはしっかり食べていてくれ。」 「わー!だから!飯よりも、俺が…!」 「まだ半分ほど残っているが。カカシが作ったんだが口に合わなかったか…?」 「そんなに悲しい顔しないで下さい…!美味いです!美味いですから!ちゃんと全部食います!」 「ありがとう。しっかり食べてくれ。…では、行って来る。」 「とにかく早く食わないと…!…にしても美味いよなー…。でもなんていうか、カカシ君は俺に何を期待してるんだ!?」 ***** 「わっ!とと…っ!あぶな…!お義母さん相当イライラしてるよね…っ?」 「うぅー!ふさふさちっさいの早いけど!でも母ちゃんのが強いもん!」 「うにゃっ!母ちゃん早いー!でも負けないもん!」 「イルカ!俺が土遁でお義母さんの足止めるから!援護お願い!」 「にゃ!分かった!がんばる!」 「…もう結構本気だよね…!そろそろ持ちこたえるのが厳しいかも…!?」 「母ちゃん…やっぱりすごく強い!」 「ちっさいふさふさにもイルカにも負けないー!」 「…来るよ…っ!」 「うん!」 「すまない。奥方。遅くなった。」 「ん?ふさふさ?」 「あー!ふさふさ!父ちゃんは?」 「とうさん!どうだった?」 「ああ、あと少しで食事が終わるだろう。」 「そうだった!ふさふさー!早くあの結界とって!入れない!一杯我慢したのに!」 「奥方。風呂の用意が出来ている。運動して汗をかいただろう?」 「ん?あ、べとべといやー!洗ってもらおうっと!」 「では、その前にお茶を。」 「頂戴頂戴!のど乾いた!」 「カカシとイルカ君も。」 「ありがとう!ふさふさ!」 「ありがと。…とうさん、そろそろ厳しいよ。」 「そうだな。…そろそろ大丈夫だろう。うみの?」 「そうですね。なんとか…!」 「あ!ご褒美―!」 「父ちゃん!」 「お義父さん!歩いて大丈夫ですか!?」 「も、もちろん!さあ、お前はこっち来なさい。風呂入ってから…。あ、でもその前に。」 「ん?えへへー!もっと撫でてー?」 「今日はお疲れ様。でもな?勝手に任務に着いてったらダメだからなー?」 「んー?ヤダ!遊ぶの!」 「ダーメーだ!お留守番できないならもう撫でないぞ!」 「うぅー!そんなのやだぁ!噛む!」 「いってぇ!こら!噛むのもダメ!」 「だって!うにゃぁー?なんか…ふわふわ…。んーもっと撫でてー…?」 「ほら、疲れてるんだよ。まーた、興奮してて気付かなかったんだろ。」 「う?…そういえばねむ…?」 「ああほら。風呂に入ったら寝ような?」 「んー…温かい…ほわほわ…。」 「ああほら、しっかり掴まっててくれな?よいしょっと。…じゃあすみません!サクモさん!二人とも!俺たちは風呂入ってから休ませてもらいます!」 「ああ。」 「すごいね!さすがお義父さんだ!あのお義母さんを一瞬で…!」 「そうだな。昼寝もしないで俺と修行してくれたからな。恐らく今夜はゆっくり休んでくれるだろう。」 「母ちゃんと父ちゃん寝るから、もうカカシとおかえりなさいのちゅーしていーい?イルカが一番だったもん!イルカもご褒美もらう!」 「う、うん!もちろん!わー…もしかしてこれって、チャンス…!」 「カカシ。段階を…」 「大丈夫だよ!とうさん!その、ほら、まだきっとね!…多分!」 「そうか。…では俺も食器を片付けたら休むことにしよう。明日は任務があるしな。」 「そっか。じゃ、父さん先に寝ててよ!俺はこの任務凄く早く終わっちゃったから明日休みだし!」 「イルカもお手伝いー!」 「だが、疲れているだろう?」 「父さんもでしょ!ほら、もう休んで?」 「ありがとう。」 「…ふう!父さん、ちゃんと休んでたのかなぁ?今度からちゃんと気をつけないと…!にしてもこの任務振り分け…絶対お義母さんとイルカ込みで考えてるよね。三代目ったら!楽しかったけどさ!」 「ねぇねぇ!終わったら一緒にちゅー!それからおやすみなさいしよう?」 「うん!今日はいっぱいありがとうね!」 「えへへー!もっと撫でてー!」 「うん!もちろん!」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 いつの間にかふさふさ宅に住まわせられそうなイルカ父だったりして! 母ちゃんの不機嫌は息子とその婿が止めます! ではではー!ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!! |