ふさふさ(小)の日記帳ピクニック編(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどんがんがんばりばりさくさくぽりぽりかりかりがりがりもそもそもにょもにょふにふにもにもにこにょこにょもしゃもしゃ勢いあまってアップしておきます。
ピクニック編の日記→その後ってことで!


ふさふさ(小)の日記帳

ピクニックに行って来た。
お弁当とか、イルカが喜んでくれる顔を想像して、色々用意するのはすっごく楽しかった!
ちゃんと喜んでもらえたし!
それに…イルカはやっぱり可愛くて、しかも今日は…初めてキス、した。
初めてのキスが、一番大切な人で凄く嬉しい。イルカの唇はやわらかくて、最初はびっくりした目で見返してきたけど、すぐににっこり笑ってぎゅーって抱きしめてくれた。
どうしてあんなにイルカはかわいいんだろう?ドキドキが止まらなくて、思わずしばらく抱きしめて離したくなくなっちゃったし。
水!遊ぼう?って首かしげて言われなければ、多分ずっとイルカのことを抱きしめてたと思う。

最初は、キスしようなんて思ってなかったんだ。だって、イルカはまだ小さいし、お義父さんだって許さないだろうと思ったから。
…川に一緒に飛び込んで、目が眩みそうなくらいキラキラした瞳のイルカと遊んでて…でも、途中でイルカが勢い余って俺の方に倒れこんできた。
間近で見るイルカはすごくすごく可愛くて、「カカシー!ありがとう!大好き!」なんて言ってくれたから…つい。

俺も父さんのことを笑えない。

そりゃ…急に攫ったりとか、いきなりプロポーズしたりとか、そのまま家につれて帰ろうとしたりはしなかったけど、我慢しようとか、そんなこと、思いつきもしなかった。

だって、あんなにかわいんだもん!我慢なんか出来ないよ!

怒るかなぁって、思ったんだけど、イルカはもっとしてイイって言ってくれて、しかも…大きくなったら俺を食べたいとか食べてもいいとか…! …きっと、俺も父さんみたいに我慢できなくなる日が来るんだろうなって思った。
イルカはきっと俺を受け入れてくれると思うけど、それでも、やっぱり出来るだけ一緒に進んでいきたいから。
もっと修行して、強くなって、それからお義父さんにも許しを貰って、イルカを最高に幸せにしたいと思った。

今日の父さん
イルカと昼寝してたらそっと様子を伺いに来て、俺たちを見ながら嬉しそうなのに悲しそうな顔して大量の薬草の選別をしだした。
…父さんの様子が心配だったから、手伝おうとしたら、寝ていていいって言ったけど、イルカが興味津々で、結局一緒に選別を手伝った。
でもそのせいか、すごく手を早めてくれたから、あっという間に終わって、それから寝ているようにって言って、お義母さんたちの方に行ってしまった。
父さんが最近ちょっと寂しそうにしてることが多いから、気をつけようと思った。
…それに、やっぱりご飯時に兵糧丸を食べようとするからそこも。

今日のイルカ
凄くかわいかった!絶対一生一緒にいてもらうんだから、幸せに出来る男になる!
一緒に寝るー!!!って言うから、日記もこの辺で終わりにしておこう。
*****
「よしっと!…父さん、また俺の日記チェックしに来るかなー?」
「う?ふさふさ?お手洗い行って来たら父ちゃんの膝の上でなんか食べてた!」
「そうだね。獲物は明日でいいかなー?」
「でねぇ。父ちゃんがふさふさのこと見てたから、母ちゃんが怒って噛み付いて、そしたらふさふさがそのまま結界張っちゃったから、わかんない!」
「…あー…うん。イルカは寝ようか?でもなー…やっぱりごめん!父さん呼んで…」
「…カカシ。まだ起きていたのか。先に休んでいて構わない。」
「ううん!あのさ!」
「ふさふさー!皆で一緒に寝る?ふさふさとカカシが俺を挟んで寝るとイイと思う!駄目?…これも父ちゃん怒る?」
「ううん!大丈夫!ね!父さん!一緒に寝よう?」
「だが、イルカ君と…」
「たまにはいいじゃない!だってさ、最近ずっと任務詰めでしょ?色々話とか…」
「守秘義務に関わらない範囲なら。」
「…父さんのそういう所も好きだよ。」
「ふさふさー!ふさふさはこっち!カカシはこっち!」
「ああ。」
「うん!」
「でね!イルカは…ここ!」
「…うみのはどうだろう?俺が間に寝た方がいいか?」
「大丈夫!ちゃんと約束したもんね!」
「う?ふさふさもカカシも一緒で楽しい!」
「では…休むか。」
「うん!」
「えへへー!」
*****
「父さん?」
「ああ、カカシ。寝ていて構わない。酒が残っていて片付けるにももったいないからな。昔母さんも食べ物は大切にするようにと…」
「…月、綺麗だね。」
「そうだな。」
「大きくなって、俺もお酒飲めるようになったら、一緒に飲もうね!」
「…そうだな。楽しみにしている。」
「うん!」
「かぁし…?ふしゃふしゃいにゃー…うー…?」
「あ!ごめんイルカ!…父さんも!飲み終わったら一緒に寝よう!」
「ああ。すまない。」
「カカシ?えへへ!大好き!」
「かわいいなぁ!もう!…いるよ。どこにも行かない。」
「…カカシ。幸せにして、それから…幸せになりなさい。」
「…父さん?」
「自分だけが気負うのでは駄目だと。お互い幸せになろうとするのが一番いいと、母さんも言っていた。」
「そっか。そうだよね!うん…俺、一緒に頑張るんだ!イルカと!」
「そうだな。」
「片付け、あとでいいから、ほら、父さんも!」
「そうか。…そうだな。休むか…。」
*****
「サクモさん!?」
「ん?どうしたうみの。」
「よかった!いや、だって、いつもの部屋にいないんで、ひょっとして任務かと…!」
「まだ、時間的にも余裕がある。朝食もさっき影分身で準備してあるから先に食べていてくれ。」
「え?!なんで!?…あ!あーなるほど。カカシ君はまだしもうちのイルカまで…!重いでしょう?イルカだけでも…」
「いや、大丈夫だ。こうやって寝てくれるのもあとわずかだろうし。」
「…そうですね。しっかしまあ、サクモさん、カカシ君にもイルカにも好かれてますね。ぎゅうぎゅう抱きつかれて…!」
「大丈夫だ。すまないが先に朝食を…」
「そうですね。うちのが多分我慢できなさそうだから…」
「んー?あ!イルカずるぅーい!ふさふさー!」
「こ、こら!」
「一緒に寝る!まだ眠いもん!」
「…おなか減ったって噛み付いたのは誰だった?もう!いいからほら!」
「かあちゃ…?皆一緒に寝るー…?」
「うん!えへへー!」
「わっ!こら!」
「布団は狭いかもしれないが、大丈夫か?」
「大丈夫―!くっ付けばいいもん!」
「こ、こら!そんなにくっ付いたら…!」
「結界…」
「いりませんから!ほら!ちょっとだけ寝ましょう!」
「ああ。」
「…ちっさいふさふさ笑ってる…イルカもー!かわいい!」
「そうだな…!」
「ありがとう。うみの。奥方。」
「いいえ!…ほら、起きちゃうから寝ましょう?」
「ああ。」
「えへへ!皆一緒!」
「…ああ。」

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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きをがんがんどんどんばりばりじゃんじゃんサクサクぽりぽりかりかりがりがりしゃりしゃりもくもくふにふにもしゃもしゃしょりしょりかしゃかしゃ出来心でアップしてみる。
…因みに日記をつけることを進めたのはカカチ母で、すれ違いがちな父子を心配してのことでしたが、あんまりその辺は二人とも理解していないかもしれない…。
ますます子離れが難しそうなふさふさなのでありました!
ではではー!ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!!


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