事前学習(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどんがんがんばりばりさくさくぽりぽりかりかりがりがりもそもそもにょもにょ勢いあまってアップしておきます。
ちなみにピクニック準備編!


「うみの。」
「どうしたんです?そんな難しい顔をして。もしかしてまたうちのイルカが…!?」
「いや、そうではなくて。」
「なら、何かあったんですか?サクモさんが悩むほどの任務なんて…!」
「うみの。ぴくにっくというのには、何を持っていけばいいのか教えてもらえないだろうか?」
「…えーっと、お弁当と、水筒と…後はおやつかな?後は、外でそのまま食事するんで、ピクニックシートもいるかもしれませんね。それに紙コップとか…」
「…そうか。では、準備しておこう。他にはなにが必要なんだろうか?」
「あの、サクモさん?」
「ああ。」
「…もしかして、ピクニックって何か分かってませんでしたか?」
「殆ど。」
「あー…そうですか…。」
「聞いたコトはあるが、何をするのか知らない。どうしたらいいだろうか?」
「それで、あんな顔してたんですか?…そんな途方にくれた顔しなくても!…えっーとですね。ピクニックというのは、山なんかに出かけて、お弁当食べて、遊ぶんですよ!子どもと一緒にでかけるなら、木の葉山とか…!」
「そうか。…では、山で何を?遊ぶと言うと…?」
「ナニをといわれても…!?普通に散策とか追いかけっことかして…!」
「そうか。では、気配が消せれば大丈夫か?後は結界でも張って…」
「だからそう言ったものはいりませんって!」
「そうか。カカシとかくれんぼをするときはいつも使っていたが。」
「何でそんなコトを子ども相手に!?」
「普通に隠れてもすぐ見つけてしまうだろう?忍相手だ。どうせならもうちょっと難易度を…」
「そ、そうなんですね?…でも今回はいりませんから!」
「では…具体的には何がいる?」
「さっき言ったものだけでいいです!あ、でも虫が多いから、虫除けでも…?」
「カカシはチャクラでなんとかできるが、イルカ君は虫を避けられないのか。ならやはり結界で…」
「そ、そうですか…。じゃあ俺が用意しておくので…!」
「弁当は、いつもの物でいいんだろうか?それとも専用のものや作法があるのか?」
「いえ、その…!あの、大丈夫です!俺が作りますから!」
「だが、それではうみのが大変だろう。作るべき物を指示してもらうか、リストをもらえれば俺が作れるんだが…。」
「わかりました!用意しておきますから!…なんでそんなに悲しそうな顔してるんですか…!」
「ありがとう。うみの。」
「いえ。…遊びに行くんだから、そんなに真剣に無理して頑張らなくてもいいんですよ?」
「だが、あんなに楽しみにしている。俺もできるだけのことはしたい。何かできることがあったら教えて欲しい。」
「勿論!まあ一番は、カカシ君と一緒に楽しむことですからね!」
「そうだな…。努力しよう。」
「だから!そんなに気負わないで大丈夫ですから!」
「ではまず、食事の仕度をしたら、作戦会議を開きたい。色々教えてくれ。うみの。」
「え?は?なんの?」
「さて、まずは下ごしらえだな。」
「あ、あのー?サクモさん?」
「夕飯の仕度が終わってからで大丈夫だ。うみのは奥方と一緒に休んでいてくれ。」
「作戦会議って…!?」
「今夜は鶏肉にしよう。では、また後で。」
「…サクモさん…何か勘違いしてる!?待ってください!」
*****
「あとちょっとでピクニックー!ねぇねぇ!カカシ!何して遊ぶ?追いかけっこ?」
「そうだね!追いかけっこも楽しそうだけど、お義父さんがついでに薬草の種類とかも教えてくれるって!」
「ふぅん?楽しい?」
「うーん?イルカは、俺と一緒にお勉強するのって、楽しくない?」
「楽しい!お勉強はわかんないけど、カカシと一緒がイイ!」
「俺も!イルカと一緒だときっと楽しいと思うんだ!」
「母ちゃんもね?すっごく楽しみにしてて、ふさふさで追いかけっこして遊ぶって言ってた!」
「えーっと。…じゃあ父さんに一応注意するように言っておこうかな。」
「なんで?」
「うーん?父さんは強いけど、やっぱりいきなり飛び掛ってきたり、本気の速度で追いかけてきたりするのはちょっと事前に知らせておいた方がいいかなって。…無意識に反撃したら大変なコトになるし。」
「ふぅん?良くわかんないけど、母ちゃんにも言っておいたほうがいーい?」
「んー?いらないかな?多分お義母さんは追いかけっこしないでっていっても、あれだけ楽しみにしてるから多分無理だしね。」
「イルカもねぇ!カカシと追いかけっこするの楽しみ!あと、ふさふさが作る肉も!」
「…俺もがんばるからね!肉料理!当日はちゃんとイルカの分は俺が…!」
「んー…?肉?」
「ああ、お義母さん。休んでいてくださって大丈夫ですよ?まだ夕ご飯じゃありませんから!」
「母ちゃん眠い?イルカも寝ようかな…?」
「眠いー…!でも肉―…!」
「ああそういえば、そろそろ夕ご飯ですね!俺、手伝ってきます!」
「んにゃ?さっき父ちゃんがふさふさについてったから大丈夫―!でもねぇ、寝てたのにお膝から下ろしてったの!酷い酷い!」
「父さんが何かしたんだな…!すみません!やっぱりちょっと行って来ます!」
「「いってらっしゃぁい!」」
*****
「父さん!」
「ああ、カカシ。」
「カカシ君?どうしたんだい?そんなに血相変えて。」
「いえ、その!…お義父さん、うちの父が何かまた…?」
「作戦会議ではいけないんだそうだ。」
「え?」
「…ピクニックの計画を立てていただけだから。カカシ君は本当に色々気がつくイイ子だね…!」
「あ、ありがとうございます!お義父さん!」
「いや、いいんだけど!…だから俺は君のお父さんじゃ…!」
「カカシ。ピクニックには最低限の装備だけでいい。札や巻物もいらないんだそうだ。ああ、忍犬は連れて行ってもいいそうだから。俺もチャクラ刀以外は置いていく。」
「…ああそっか。それか。」
「カ、カカシ君…?ナニに納得したのかな…!?」
「…うん!ありがとう。父さん!…でもさ。途中で任務が入ったら危ないから、兵糧丸とかも一応持っていったほうがイイと思うよ?それと、巻物なんかも口寄せでなんとかできるようにしておいたから!お義父さん!色々ありがとうございます!」
「あ、うん。そうだね…。」
「そうだな…すぐに用意できるよう犬たちに持たせておくか。ありがとう。カカシ。」
「ううん!あ、今日は鶏肉のパン粉焼き?俺も手伝うね!」
「そうか。では付け合せは俺がやるから、パン粉焼きを頼んだ。」
「うん!任せて!」
「…カカシ君は…しっかりしすぎてる気がするんだけど…!?」
「あ!そうだ!お義父さんはお義母さんが寂しがっていましたから!ちょっと、その、怒ってるっていうか…。」
「え!?…まずい!そういえば寝てるの放り出してきた…!」
「だから!えーっと…たしかここに…あった!このおつまみチャーシュー持って行ってあげてください!」
「ありがとう!…でもこんなに気を使わなくても…いってぇ!?」
「置いてったー!酷い酷い!…あ!肉!」
「どうぞ!お義母さん!召し上がりながら待っていてください!」
「ありがとう!ちっこいふさふさ!」
「っつー…っ!こら!いきなり噛んじゃ駄目だろう!」
「だって…!置いてったんだもん!酷い酷い!」
「…カカシ。付け合せはもうできる。うみのは、どうするかな?」
「ああサクモさん!もう大丈夫ですから!ほら!コレ食べて待っててくれな?」
「肉!うまぁい!もっと!」
「大丈夫かな?…あとは肉ももう焼くだけだし。イルカにもコレ持って行くね!」
「ああ。」

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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きをがんがんどんどんばりばりじゃんじゃんサクサクぽりぽりかりかりがりがりしゃりしゃりもくもく出来心でアップしてみる。
ピクニック準備号?…ふさふさ(大)は今日も暴走しがち。
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