レッツゴーピクニック!(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどんがんがんばりばりさくさくぽりぽりかりかりがりがりもそもそもにょもにょふにふに勢いあまってアップしておきます。
…ってことで、ピクニック編!


「うみの。ここ辺りでいいか?」
「そうですね!この辺なら弁当も広げやすいし、川もあるから後で遊ばせてもいいし!ココにしましょうか?」
「そうだな。襲撃があっても逃げ場が多いし。野営するのと同じような所が適しているんだな。…覚えておこう。」
「な、何か違いますけど!…まあその、ここにしましょう!」
「父ちゃん!肉!もう食べていいの?」
「お昼ご飯獲ってこようかなー?」
「そうですね!ここにしましょう!お義父さん!」
「あのですね、サクモさん。こういうときの場所は弁当が広げられればどこでもいいんですよ?それからイルカ、食事はまだ!ちょっと待ってなさい!お前も、今日はちゃんとサクモさんとカカシ君と俺が弁当持ってきたから獲物はいらないから!あとカカシ君は荷物下ろしていいよ?重いだろう?」
「いえ、大丈夫です!俺とイルカのお弁当だけですから!」
「うみの。大丈夫だ。カカシはもう大人一人くらいなら軽く担げる。」
「そ、そうですか…。でも遊びに来てるのに…!」
「うぅー…!肉、まだなの?イイ匂いするのに!」
「こらイルカ!さっき食べたばっかりだろう!もうちょっと待ちなさい!…それにしても、どうしてみんな全速力で移動するんだ…!?ゆっくり歩くのが楽しいはずなのに!カカシ君も!任務じゃないんだからゆっくりしてイイんだよ?」
「イルカ、おやつにコレ。…お義父さん済みません。こういうの初めてだから、ついいつもみたいに歩いてしまったんです!でも、これからイルカと二人っきりでゆっくりしようと思ってますから!」
「…そ、そうなんだ。まあ、その、…これからちょっとゆっくり散策しながら、一緒に!薬草探しでも…」
「そうだな。だがその前に…」
「にゃ!逃げたー!待てー!」
「こ、こらー!何やってるんだ!大丈夫ですかサクモさん!?」
「お昼ご飯までふさふさで遊ぶの!ふさふさ早いから楽しい!」
「…すまない。うみの。少し奥方と出かけなければならないようだ。」
「わー!待ちなさい!」
「あ、お義父さん。これをどうぞ!」
「え?あ、タッパー?」
「あー!この間のふさふさの美味い肉!ちょうだいちょうだい!」
「にゃ!肉!イルカもー!」
「勿論です!お義母さん!おやつにいいかと思って!あ、ビールもありますよ?」
「んー?お酒?いらなぁい!肉!」
「あー!母ちゃんずるい!」
「イルカの分はこっちね?美味しいよ!あーん!」
「あーん!うまぁい!カカシー!もっとちょうだい?」
「うん!どんどん食べて!」
「何でこんなに荷物があるんだろうと思ったら…!カカシ君、もっとゆっくりしていいんだよ?」
「えっと。ゆっくりしてますよ?普段は任務ばかりですから!こうやって遊びに来るの、凄く楽しいです!」
「すまない。カカシ…。かくれんぼも間違っていたらしいし、やはりもっと早くうみのに教えを請うていれば…。」
「え?父さんのせいじゃないでしょ?ただちょっと俺が忍に向いてただけだから!ほら、父さんも味見してみてよ!」
「ああ。」
「はぁ…。まあ、でも、これで大丈夫そうか…?」
「そうだな。だが、奥方に聞いてみないことには。」
「んー?食べたらにまた追いかけっこする!」
「…そうか。では、準備をしておこう。」
「駄目だって言ってるだろう!サクモさんも!装備の確認はいいですから!」
「あ!うまそうな魚ー!」
「ホントだ!一緒に行くよ!」
「うん!カカシも行こう!」
「そうか。気をつけて行きなさい。」
「はぁい!」
「うん!」
「え?え?え?」
「魚―!早く早く!」
「うん。ちょっとだけ待っててね?」
「早くねぇ!」
「お義父さん。行ってきますね!」
「え?あ、えっと?水場では気をつけるんだよー!」
「「はぁい!」」
「…うみの。色々とすまない。」
「いえ、そんな!それより俺の方こそ!うちの妻が…!」
「イルカ楽しそう…!私も遊ぶー!さ、ふさふさ狩ろうっと!」
「こ、こら!…すみません!」
「いや。奥方はすばやい。いい修行になる。」
「そういう問題じゃないですから!」
「じゃあ逃げてねぇ!追っかけるから!…えい!」
「…っ!すまない!うみの!」
「わー!?…追いかけないと…!」
*****
「あ、やっぱり父さん…。」
「う?なぁに?なぁに?魚食べる?」
「あーうん。ちょっとね?チャクラの感じから言って多分まだ余裕だから大丈夫!ちょっと楽しそうだし。」
「ふぅん?ねぇねぇ!濡れちゃったから脱ぐ!」
「え!…いや、だってまだ…で、でも…!…いずれはお風呂とか一緒に…!」
「んしょ…!脱げた!魚獲ろうっと!」
「えっと、その…!」
「んにゃ?カカシも脱ぐ?えい!」
「わ、わ!こ、心の準備がー!」
「カカシ、遊んでくれないの…?」
「そんなことないから!うん!脱ぐ脱ぐ!」
「えへへー!泳ぎっこして遊ぼう!」
「うん!…平常心平常心…!」
「えい!水でっぽう!」
「わっ…よーっし!えい!こっちも!」
「にゃう!濡れた!うー!えい!」
「あはは!」
「…カカシ!楽しい!もっと!」
「うん!俺も!…あーもう!かわいい…!」
*****
「ねぇイルカ。おなか空いていない?」
「んー?おなか減った!」
「じゃ、そろそろご飯にしよっか!はい。体拭いて?服も着ちゃっておこうか!」
「着るの?んしょ…!」
「ふぅ…とりあえずお弁当の用意しようかな。魚は焼きながらでいいよね!」
「う?肉!」
「お肉もあるよー!それに、多分そろそろ…」
「カカシ。遅くなってすまない。」
「おかえり父さん!えっと。…重くない?」
「…それなりに。」
「ふさふさー!かあちゃん!…あれ?父ちゃんは?」
「うみのなら…」
「ま、まちな、さい…っ!サクモさんに乗るなって…いった、だろう…っ!」
「おかえりなさい!お義父さん!はい。冷たいお茶!」
「あ、ありがとう…!んぐんぐ…」
「お義母さん!ご飯にしましょう!」
「肉!ちょうだいちょうだい!」
「…では、奥方、すまない。」
「うにゃ!下ろしたー!うぅー!」
「お前はこっち来なさい!」
「ん?お膝―!」
「さて、ではこちらがうみのと奥方の分だ。」
「父さんのも入ってるからね?それと、こっちが俺とイルカの分!」
「きれい!たくさん!」
「…ふつうのものではいけないそうだから。から揚げと卵焼きと握り飯だ。それから他にも…」
「ああ、ほら!サクモさん!ナチュラルに兵糧丸たべようとしない!こっち食べてください!こっち!」
「すまない。つい…」
「あー…うちのが追っかけてきたから…任務みたいなもんでしたね。すみません…っ!」
「かまわないが。…ただカカシたちが…。」
「そうだった!ごめん!カカシ君!折角のお休みだったのに…!」
「すまないカカシ。もっとちゃんと調査しておけば…。」
「父さん。俺すっごくたのしかったよ!イルカと遊べて!お義父さんも!大丈夫ですから!」
「そうか。ならよかった。」
「あのねぇ!魚獲って、水でカカシと遊んだ!」
「…なんにもできないよりは子ども同士で遊べたんだからいいか…。」
「あとね!ちゅーした!」
「えぇ!?」
「あ、イルカ!そういうのは秘密なの!」
「う?なんで?」
「だって…恋人同士なんだから当たり前だけど。やっぱり大声で言ったりするのは恥ずかしいでしょ?」
「んー?わかんないけど!カカシが困るのいやだから、今度から内緒にする!」
「うん!そうして?」
「ちゅーってことは…き、きす…!?え!?え!?」
「そうか…そうだな。もうカカシもそろそろ…」
「サ、サクモさん!?なに遠い目してるんですか!?止めないと…!」
「そうだな。あまりおおっぴらに口にするのはよくないと妻にも…」
「そういう問題じゃなくてですね!」
「母ちゃんは別にイイと思う!だって、我慢するのイヤだもん!」
「そっか!じゃあ母ちゃんには秘密しない!」
「えっと…お、お義母さん…!」
「ふさふさちっちゃいのはイルカのだもんねー?」
「うん!カカシは俺のー!」
「イルカ…大好き!」
「仲が良くて…」
「な、なんでこんなことに…!?うわぁ!?」
「ご飯―!食べさせて?」
「ああはいはい!ほら、あーん!」
「美味い!」
「イルカもあれしたい!」
「うん!はい、あーん!」
「うまいー!もっと、ちょうだい?」
「うん!」
「…カカシも、もうそんな年か…。」
「あ、ふさふさにもー!はい!上げる!」
「ああ、イルカ君。ありがとう。」
「とうさん!しっかり食べてね!」
「ああ。」

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ピクニック編!…続いたらどうしよう?
ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!!


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