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もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどんがんがんばりばりさくさくぽりぽりかりかりがりがりもそもそ勢いあまってアップしておきます。 勢いがー……。 「ねぇねぇふさふさ！なにやってるの？」 「掃除だ。食事当番を代わってもらってしまったから。その代わりに。」 「ふぅん？ねぇねぇ！お掃除なのに、どうして手がぱちぱちしてるの？」 「ああホコリを雷遁で集めているんだ。あとは水遁で汚れをながして…」 「…なんかイルカが知ってるお掃除と違うー！」 「そうか…？…そういえば昔妻も…」 「そうだ！イルカがふさふさにお掃除教えてあげるね！こっちこっち！」 「ありがとう。」 ＊＊＊＊＊ 「これでぞうきんがけ！」 「…そういえば、コレは見たことがあるな。カカシはこれで掃除していたような…？」 「こうやって絞って、こうやって拭くの！」 「分かった。ありがとう。」 「どこ拭くのー？」 「とりあえず、廊下からにするか。イルカ君はおやつでも食べて待っていてくれ。」 「ねぇねぇ！イルカも手伝う？競争する？カカシお外だからつまんない！」 「そうだな…だが、この掃除は俺の担当だから、しばらく我慢していて欲しい。出来るだけ早く終わらせるから。」 「うー…！じゃあ早く終わったら遊んでねぇ？」 「ああ。…では、始めるか。はっ！」 「わー！早い早い！」 「…ふぅ。…これを、繰り返せばいいんだな。」 「すごいすごい！…乗せてー！」 「おっと。だが、危ないから…」 「乗っちゃ、だめ…？」 「…そうだな…しっかり掴まっていなさい。」 「はぁい！」 「さて、なおさら早く終わらせないと。…はっ！」 「ふさふさ早い早い！楽しいー！」 「…そうか。」 「う、浮気…！？」 「ああ、カカシ。おかえり。」 「カカシー！お帰りなさい！」 「俺が留守の間にそんな…！」 「ねぇねぇカカシ！うわきってなぁに？食べられる？」 「いや、浮気というのは伴侶以外の人間と交渉を持つことだと思う。食べられるという話は聞いた事がないが、もしかすると別に食べられるものもあるのか…？」 「うー？わかんない！」 「ねぇイルカ…っ！父さんは確かにかっこいいけど！イルカは俺のになってくれたんでしょ…！？」 「うん！カカシはイルカので、イルカもカカシのー！」 「じゃあもう父さんとあんまりいちゃいちゃしちゃ駄目！」 「そうか…。」 「ふさふさ…大丈夫？元気ない…。」 「…だ、だって！父さんの方が大人だし、強いし、もう上忍だし…！盗られちゃうかもしれないし…！」 「でもねぇ？イルカはカカシのが好き！すっごく好き！」 「え！ホント！…で、でも！さっき凄く楽しそうだったじゃない！」 「うん！ふさふさに乗るの楽しい！」 「ああ、雑巾がけしている間に上に飛び乗ってきて、そのまま拭き続けたんだ。どうやら楽しかったらしい。」 「なら！俺がやる！」 「…だが、任務で疲れているだろう。怪我もふさがったばかりだ。」 「だ、だけど…！」 「…そうだな。二人一緒に乗せるのはできる。」 「え？」 「すごいすごい！カカシー！ふさふさに乗る！一緒に乗る！」 「で、でも！」 「カカシー！はやくはやく！」 「ほら、イルカ君も呼んでいる。」 「う、うん！」 「しっかり掴まっていなさい。」 「はぁい！」「うん！」 ＊＊＊＊＊ 「さて、夕食は口に合っただろうか？」 「口？良くわかんない！」 「あ、はい！美味かったんですけどね？でも俺がやりますから…！」 「だがそれでは奥方がお腹を空かせてしまうだろう。…今は満腹で良く眠っているようだが。」 「まあそれはそれとして！…なんで、床がやたら綺麗なんですか…？」 「ああ、ちょっとな。」 「んー？ふさふさでカカシと遊んだから！」 「こらイルカ！今度はなにやったんだ！？もっとちゃんと父ちゃんに説明しなさい！」 「ふさふさにねぇ！ぞうきんのお掃除教えて、それからふさふさに乗って遊んだから！」 「なんだかさっぱりわからないんですが！？…も、もしかしてまたイルカが…！？」 「ただ背中に子どもたちを乗せて床掃除をしただけだが？」 「なんでそんなことやってるんですか！？」 「たまにしか一緒にいてやれないし、イルカ君が楽しそうだったからカカシも喜ぶかと…。」 「…あのですね。うちの子はご存知の通りちょっと特殊なんです！それに、遊ぶんなら他にも色々あるでしょうが…。何もわざわざ任務で疲れてるのにそんなことしなくてもいいでしょうに…。」 「修行と比べたらそれほどでもないが。」 「あー…そうでしたね…。でもですね！サクモさんの修行はちょっと、桁がちがうというか…！」 「そうだ。たまにはカカシと修行でも…」 「止めておいて下さい！カカシ君にあんな修行させたら…！」 「休みがあう日には一緒に修行しているんだが、まずかったか？」 「カカシ君は確かまだ7歳くらいでしょうが！戦場とか連れてってないでしょうね！？」 「ああ、そうだな。この間連れて行ったのが3ヶ月くらい前か？やはり実戦はもっと多い方がいいか…？」 「…分かりました！今度の休日はピクニックです！」 「お出かけ？皆で？」 「ああ！カカシ君にも伝えておきなさい！」 「はぁい！」 「カカシは怪我のことがあるから先に休ませてしまったが、確か任務もそれほど入れていなかったはずだな。恐らく大丈夫だ。…装備はなにがいい？」 「…そうだった！サクモさんのご予定は？」 「それは、何とかなるだろう。終わらせればいいだけだから。」 「無理しちゃ駄目ですからね！」 「母ちゃんいいなー？お膝で寝るのずるい！イルカもー！」 「なら、カカシのとなりで休むといい。」 「そっか！ありがとう！ふさふさ！カカシのトコ行こうっと！」 「イルカ！カカシ君が寝てるの邪魔したら駄目だからな！」 「はぁい！じゃあねぇ！父ちゃん！母ちゃん！ふさふさ！」 「はぁ…。」 「大丈夫だ。うみの。カカシのことだから気配がすれば目を覚ます。腹の上に飛び乗られても準備するくらいはできるから。」 「それを自然にやってる方が凄いんですって！…とにかく！こうなったら絶対に出かけますから！色々準備しますよ！」 「分かった。…武器はなににするか…？」 「武器なんかいりませんって！護身用のクナイぐらいでいいんですよ！」 「んうー…眠いのに！大声イヤー！」 「ああすまない奥方。では、先に休ませて貰うから、ゆっくりしてくれ。結界でも…」 「だからいりませんって！」 「うぅー！うるさいのヤ！…噛む！」 「いってぇ！」 「仲がいいのはいいことだな。」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きをがんがんどんどんばりばりじゃんじゃんサクサクぽりぽりかりかりがりがりしゃりしゃり出来心でアップしてみる。 天然は常に大暴走。…そしてカカチは（反面教師な）父を見て育ったのでおませさん。 ご意見ご感想などお気軽にどうぞ！！！ |