黄色いの（肉食獣のいる生活もしも編）

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…（中略）…勢いあまってアップしておきます。

「やあ！カカシ君！」
「チッ！…こんにちは波風上忍」
「やだなぁ！遠慮しないで！先生って呼んでよ！ね？」
「俺の身元についてはうみの上忍が請け負ってくれていますので。父に関する処分もなかったはずですが？…たしかに任務時に同行していただくことはありますが」
「やだなー？処分とかそういうんじゃなくて！ほら、僕の未来の息子とかお世話になるかもしれないし」
「…いつになるんですか？それ。アレだけ怒らせてたら来世までかかりそうですよね」
「愛し合ってるから大丈夫だよ！ただね。クシナはテレやさんだし豪快さと繊細を併せ持つ俺の大事な…！」
「はいはい。で？何の用ですか？」
「んー？ほら、君のお父さんにはいつもお世話になってるでしょ？」
「そうですか？」
「この間教えてもらったチョコレートケーキも絶品でね！太るってばねっていいながら、出すとすっごく喜んでくれるんだ！かわいいよね！パンプキンパイも練習中なんだ！」
「へー？で？」
「あ、うん！サクモさんのことなんだけどね」
「父がなにか？」
「単独で長期任務に出せなんていう無茶苦茶なこと言ってる人がいるんだよね！」
「…」
「うん。そこで怒鳴らない君は冷静だ。いい忍になるよ！」
「それで、どうしろって？」
「うみのさんも引き離そうとしてるみたいでね。だから三代目が慌てて理由作りに見合い再検討したりしてるよ！ま、大半は趣味みたいだけど！」
「それで…！ってことは、父さんは…！」
「だからさ、カカシ君がうちの子になればいいとおもうんだ！」
「はぁ！？なんで！」
「だって、上忍師なんて初めてで心配だから、尊敬する先輩も一緒じゃないと駄目だってごねられるじゃない？後は…そうだね。初めてだから、保護者とも綿密に連絡を取り合いたいとかさ」
「…ごねるっていうか、無茶苦茶じゃない！そんなんで退く訳ないでしょ！」
「えー？でも俺ってこれでも火影…っとと！候補なんだよね！」
「うちの里は大丈夫なの…！？」
「クシナを喜ばせるためには、サクモさんのスイーツのセンスが必要なんだ！それにほら、なんかムカつくじゃないか。私欲のためにサクモさんを陥れようなんて。だいたいしっつこいんだよねぇ？もう！しつこい男って嫌われるのにね？」
「なにそれ！って後半は納得だけど！前半欲望駄々漏れすぎでしょ！あとアンタが言うな！」
「だって胃袋から落としてる最中なんだもん。邪魔なんてされたら困るし。それにサクモさんなら大丈夫だと思うけど、うみのさんが倒れそうだよね」
「お義父さん…たしかに心配で具合悪くしそうだけど…」
「だからさ、一緒に任務とか行こうよ！お友達も増えるよ！」
「間に合ってます」
「いいじゃないいいじゃない！チームワークも学ばなきゃ！君と一緒に任務に行った大人からの評価は高いけど、子どもと組んだことなんてないでしょ？色々勉強になると思うよ！」
「要は、決定事項ですか？」
「うん！察しが良いのは助かる。君は頭がいいし、家族思いだし、ほんっと将来有望だね！」
「チッ！…火影様のご命令なら従いますよ。イルカや父さんやお義父さんたちを傷つけないんならね」
「よし！じゃ、早速！良さそうな子選んでくるね！」
「その気軽さがイラつく…！って、まだ決まってないとか！」
「二人っきりで任務もいいけど、新しい仲間が増えるのも楽しみだね！」
「一方的にのろけかレシピの改良のことばっか聞かれるのが多少は減る…か？」
「じゃ！後でまた！」
「さようなら。…後でって！ちょっと！くそ！消えた！」

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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを（中略）出来心でアップしてみる。
ではではー！ちょっとでも楽しんで頂けますように…！