もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。 「これでは…どうだろう?」 「そうですね。それくらいならちょうどいいと思います」 「そうか。それでは夕食と消化に良いいいものだったな。用意をしておこう。それからカカシも」 「へ?あー!?そうだ!カカシ君!?おきっぱなしだった!」 「すでに寝かせてはおいたが、あの程度の結界なら突破するかもしれない。影分身では限界があるな…」 「影分身ってそんなことしてたんですか…!?サクモさんだって感染してるかもしれないんだからダメですよ!料理も俺がやりますから!」 「大丈夫だ。それよりも…」 「うぅー!カカシ!カカシ!」 「わー!?イルカ!おきてきちゃダメだろう!」 「父ちゃん?変な顔!」 「マスクつけただけなんだけどな…。綱手姫が下さったんだ」 「カカシもお外でつけてるヤツに似てる。…うー?でも入れない!なんで!これ邪魔!すっごくすっごく邪魔!」 「イルカ君。少しの間だけ我慢して欲しい」 「でも痛いのなくなったのに…!ダメ…?」 「…うみの。一般的には病というのはそんなにすぐに治らないものだと思うんだが」 「そうですね…うちの子たちは割と丈夫ですが、いくらなんでも早すぎます。薬で一時的に痛みが取れても寝てないとぶり返すかもしれませんし」 「うぅー!わかんないけど…カカシが痛くなるのイヤ!でも一緒じゃないのもイヤ!」 「いいか?イルカもうちょっと大人しく寝てないとダメだ。そうじゃないともっとながーくカカシ君と離れなきゃならなくなるかもしれないだろ?」 「うぅー…!カカシ…」 「父ちゃんが一緒にいるから。な?痛いとかのどかわいたとか我慢しないで言うんだぞ?」 「へーき…でもカカシ…」 「まずいな」 「へ?まあ子どもですから。大丈夫ですって!言って聞かせますし!」 「イルカ!」 「わぁ!?カカシ君!?…こっちか!」 「カカシ。一度部屋に戻りなさい」 「イルカは!?イルカは大丈夫なの!?」 「カカシ!カカシ!…あ、でも痛くなるからダメ!」 「イルカ…!泣かないで…!痛いって…どういうこと!綱手姫は!」 「今奥方と三つ子を診て下さっている。イルカ君ももう痛みは取れたようだが、もうしばらくは休んでもらわなくては」 「そ、そっか…!よかった…!」 「ダメ!カカシ…カカシと一緒にいたいけど、カカシが痛いのヤダ…!」 「え?」 「感染するかもしれないと綱手姫が。本当ならすでに感染している可能性が高い俺以外は接触しない方がいいと思うんだが…」 「それも駄目でしょ!無理して父さんが倒れたらどうするの!第一任務があるじゃない!看病ならできるよ!」 「そ、そうですよ!俺がやりますから!むしろ体調は大丈夫なんですか?」 「…特に問題ないが」 「父さんは具合悪くても自分じゃ気付かないでしょ…?…熱は、ないね。加湿と汗かいてたら着替えも…!」 「そういうものの準備は俺がやるから、カカシ君もちょっとは休みなさい。サクモさんも!そもそもカカシ君は任務帰りだろう?それにさっき綱手姫に…」 「あー…くそっ!あんなにあっさり落とされるなんて…!」 「綱手姫は強い。…それに取り乱していたからだろう」 「…次はない!イルカが元気になってくれたら修行する!」 「ふしゃふしゃ…ねむ…」 「あー!いわんこっちゃない!薬が効いてきたんだな。ほらこっちきなさい」 「俺が運ぼう。カカシは…そうだな。買い物を」 「わかった!あと父さん!病人は大なべ一杯のスープもおかゆも食べられないからね!」 「ああ。うみのが止めてくれたから大丈夫だ」 「まさかいつもああなんですか…?」 「そうだな…彼女が風邪を引いたときもカカシのときも、作りすぎだと」 「そう、ですか…。イルカ。カカシ君が戻ってくるまで寝てような?サクモさんは食事の支度がすんだら休んでください。動いて発症したら目も当てられない。洗濯は俺が今から片付けます!」 「…わかった。努力しよう」 「あとですね…うちのがどこまで足止めされてくれるか分からないので、緊急事態になったら…すぐに綱手姫を呼んでください」 「そうだな。イルカ君になにかあったら…」 「大丈夫ですって!さ、カカシ君のことだから…イルカが目覚める前には帰ってきちゃうでしょうし、俺たちも急ぎましょう」 「わかった。料理はもう出来たから、目覚めたらすぐに用意しよう。水分と…後は氷嚢もある」 「完璧ですね…。イルカ。大人しくしててくれよ…!」 「そうだな。しっかり休んでもらわなくては」 「カカシ君にもね。…気合入れるぞ…!」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。 もうちょいつづきます。 ではではー!ちょっとでも楽しんで頂けますように…! |