「父さんぱいずりってなんのこと?」 「それは…!そうか…もうそんな言葉を」 「あのね?一杯うちにある本調べたんだけど、意味が分からないんだ…どうしようか迷ったんだけど、父さんに聞けばわかるかなって!」 「…そうだな。大人になれば分かる」 「そっか!どんな術?すごいんだよね!きっと!チャクラコントロールとかまだまだだもんね…。でもいつかは!」 「術…とは、少し違うな。だがまだ早いのは確かだ」 「んっと!じゃあ一杯修行していつかはいっぱいできるようになるね!」 「そうだな。いっぱい…いっぱいかどうかは分からないが」 「難しいんだね…。どんなのか教えて!…やっぱりだめ?」 「そうだな。まだもう少し大人にならなければ教えられない」 「…そっか…なんかすごそうだから気になるけど…父さんがそういうなら」 「いつかは分かる。だが誰が言ったか教えてくれないだろうか」 「あ!それなら自来也さまだよ!すっごいっんだって言ってた!」 「…そうか。ありがとう」 「父さん?どうしたの?なんでチャクラが…?」 「すまない。少しだけ家を空けるから、時間になったら夕食は先に食べて待っていなさい」 「うん!わかった!任務のお知らせがきたの?気をつけて…!」 「任務ではないんだが…そうだな。ありがとう。カカシ」 「ううん!いってらっしゃい!」 「行ってくる」 「あんなに慌ててどうしたんだろ?父さんにしては珍しい…」 ***** 「遅いなぁ…ご飯、あとちょっとだけなら待っててもいいよね」 「ただいま」 「父さん!?どうしたの!?その血!?任務じゃなかったんじゃ…!怪我は!?」 「ああ、大丈夫だ。少し、な」 「父さんがこんなになるなんて珍しいね?めったに返り血なんて浴びないのに…」 「そうだな。少し手間取ったが…大人になるまでは余計な事を吹き込まないように手を打ってきた」 「え?」 「カカシ。忍は弱みを作らないことも重要だ。新しい知識を身につけることは大切だが、無知である事を悟られることは危険につながる。分からない事を聞くときは俺か…そうだな。三代目に聞くといい」 「うん!父さんなら何でも知ってるもんね!」 「いや、俺にもわからないことはたくさんある。カカシは母さんに良く似ているから、大人になったら俺よりもずっと色々なことがわかるようになっているだろうな」 「えへへ!そうかなぁ?俺、いつか父さんみたいに強くてかっこいい忍になるんだ!」 「そうか…楽しみだな」 「その時は…真剣勝負!一回でいいからしてよね!」 「ああ。もちろんだ。…ああ、だが、その時はどんな手でも使うから、備えておきなさい」 「どんな手でも?」 「女好きの愚か者ならば女体化して誘い出せるし、金が好きなら儲け話をチラつかせれば罠に嵌めやすい。ターゲットの特徴を読んで行動することはとても大事なことだ」 「そっか!俺もいつかは…!」 「再起不能にはしなかったが…ふざけたマネは今後二度と許さない」 「父さん?」 「ああ、なんでもない」 「ふぅん?えーっとね?今度また分からないことがあったら教えてね!ちゃんと調べるけど!」 「そうだな。その時はいつでも聞いてくれ」 「えへへ!ありがとう!」 ***** 「って訳ですよ」 「自来也様って…まさかあの!?」 「大人になればわかるーって言われましたけど、大人ってほど大人じゃない年で知っちゃったし、今はおっぱいより先生のかわいい乳首の方が…おっと!」 「な、なにとんでもないこといってんですか!」 「んー?いろんな意味で大人になってよかったなぁって話を…」 「ふぁ…!あ、なにす…んん!」 「大人になってあなたに出会えてよかった」 「相変わらず恥ずかしい事を…!」 「そりゃ愛に生きてますから」 「もう黙れ!」 「ん…!ちゅーしてもらっちゃった」 「ほら、さっさと寝ますよ!」 「そうですね」 「わぁ!ちょっ!なにすんですか!危ないでしょうが!」 「いえ、もう大人だし、大人らしいことしようと思って」 「…一回だけですよ」 「はーい!」 「くっそう!なんでこうなったんだ…!?」 ********************************************************************************* 適当。 イルカてんてーがしっとしてたりしなかったり。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |