執務室の机(適当)


「疲れたってばよー!イルカせんせー!一楽のラーメンくいてー!ヒナターボルトーヒマー…!」
「おいこら火影になってまで机ガタガタゆらすんじゃない!それでなくても綱手様が何個も壊してくれて大変だったんだからな!」
「カカシ先生も一個壊したって効いてるってばよ?」
「うっ!それはその!」
「あーそれはね。イルカ先生が壊したの。俺じゃないよ」
「はいうそー!イルカ先生がそんなことするわけねーってばよ!どうせここきたなら手伝ってくれってばよー?カカシ先生!」
「イ・ヤ。うちの人勝手に使わないでくれる?この人我慢強いけど無理するんだから」
「あ、ナルト。そのな?その、それは俺が」
「イルカ先生独り占めしすぎだってばよ!カカシ先生だって書類仕事手伝わせてたじゃねーか!」
「まーね。んー?だからこその机大破事件だったっていうか」
「え?な、なあ。ホントか?イルカ先生?」
「なーによ。俺じゃなくてイルカ先生に聞くの?信用ないなぁ」
「あーその、な。帰ってくるのが遅いし忙しいんだろうと思ったら部屋に入ったら大変なことになっててなぁ…」
「あの頃はねぇ。綱手様が溜め込んだ書類が部屋中にあふれかえってたから」
「挙句にさっさと新事業と研究所の設立と区画整理ととにかくかたっぱしから手をつけちまったからなー。この人。死ぬかと思ったぞ?はは!」
「イルカせんせー目が笑ってないってばよ…?」
「あの時はごめんね」
「あんた真っ白通り越して真っ青っていうか土気色の顔色してるのに、ラーメン一緒にいく約束守れなくてごめんねって…。馬鹿だろ」
「あー…うん。ごめん。怒らせちゃったんだよね」
「ラーメンなんてどうでもいいんだよ!写輪眼無くしてから化け物並みの体力があるあんたが、あそこまで具合がおかしくなるくらい俺に黙ってたってのが気にくわねぇ!」
「ごめん」
「…ってことは…イルカ先生が、ホントに?」
「こんなことになる前に呼びやがれって、その、つい、な?」
「見事だったよー?ドンって机叩いたら真っ二つ。目をついたのかもしれないけど、見事な腕だって職人さんも褒めてくれたんだよねぇ」
「綱手様と違って粉々にならなかったから修理できたけど、あの経費は俺の財布から…!」
「いーのいーの。アレから結局俺を仮眠室のベッドに放り込んで、すごい量の書類なのにあっという間に整理してくれちゃったもんね」
「事務方があんなに少ないとは思わなかったんですよ…。救援とか治療に人を割きすぎです!」
「うん。自分でも事務処理がどれくらいできるかわかってなかったんだよね」
「…あんたは十分やってましたよ。書類を持ってくる側がもっと配慮すべきだ」
「それをやってくれたから、俺は随分楽させてもらいましたよ」
「…イルカせんせーってすごいんだな」
「え、まあ、ずっと三代目のお側にいたからな。五代目の手伝いに借り出されることも多かったし、なれだなれ」
「すげぇってばよ…!」
「あー。こら。そこの七代目火影。そんな目で見てもうちの人は貸さないよ?」
「えー!や、だってイルカ先生におねがいしてぇことがいっぱいあるんだってばよ!」
「だーめ。少なくとも明日以降にしなさい。これからイルカは俺とデートなの」
「え!」
「わー!おいこらなんてこといいやがる!」
「一楽?それとも俺の手料理でもいいけど?温泉は来月ね?」
「ら、らいげつ!?イルカ先生に来月抜けられたら事務方が!」
「俺の代に事務方統括してもらってたけど、お前にはシカマルだっているでしょーが。いつまでもイルカ先生にたよるんじゃないよ」
「うっそれはその、そうなんだけどさ…」
「カカシさん。ちょっと先に行っててください。すぐにいきますから」
「えー?」
「いいからほら!とっとと行く!」
「すぐ来ないと暴れますから」
「わかってますよ!暴れたらお仕置きですけどね!」
「はーい」
「…なんか、すげーな。イルカ先生ってば」
「すごくねぇよ。で、だ。お前のとこに事務方の補充かけるから、来月頭まではがんばれよ?それからカカシさんはああいってるが、周りに迷惑をかける前に誰かに助けを求めるのも大事なことなんだからな?」
「お、おっす!わかったってばよ!」
「じゃあな!どうしてもってときは手伝うからな?」
「へへ!イルカ先生に迷惑かけねーようにがんばるってばよ!」
「ふぅん?」
「…盗み聞きとは感心しませんね。先代様」
「ラーメンの後はお仕置き。決定ね?」
「俺も言いたいことがたくさんありますから。覚悟しときなさい」
「け、喧嘩すんなってばよ!俺が悪かったからさー」
「はは!大丈夫だ!ちょっとな!」
「そーそー。七代目火影くんはさっさとお仕事やんなさいね。じゃ」
「…大丈夫かよ。先生たち…」
「あーいうのは惚気っていうんだぜ?ナルト。おめー留守の間にまた書類ためやがったな…?」
「うっシカマル!いやその…」
「お前は火影だ。もうちょっとどーんっと構えてやがれ。余計な仕事に手を出しすぎなんだよ」
「…悪かったってばよ…けど!」
「ま、その辺は俺の手腕ってヤツだな?いなかったときの分もびしびしいくから、覚悟しとけよ?」
「うー…わかったってばよ…」


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適当。
帰ってきたらいちゃいちゃしたとかしないとか。

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