ちょっとおさんぽ(かぼちゃのてんぷら)


「なんか…ここは俺の知ってる温泉じゃない気がする…」
「んー?ま、ちょっとイルカの知ってる所と違うかもねぇ?」
「まんじゅうもたまごも美味かったからいいんだ…。でも変なポスターが貼ってあるお土産屋とかがないなんて…!それに人がいないっていうか…」
「ま、その辺は流石に?ここら辺はあんまり一般客は来ないからねぇ?」
「そうか…!隠し湯か!俺も知ってるぞ!猿とか鹿とかが入りにくるんだ!…でもなんか…ちがう!」
「うーん?ま、隠れてるってトコはいっしょかも。お忍びとかばっかりで、女置いてるとこもあからさまじゃないし」
「お土産なににしよう…?さっきの店でもじいちゃんから貰う凄く高そうなお菓子みたいなのしかなかった…」
「そうね。ま、適当に?」
「饅頭…アレはなんかちがう!美味いけど!もっとこう…素朴で大雑把な感じの…!」
「ここで取れた山芋使ってるらしいけどねー?あんこも」
「そ、そうなのか!ふわっふわでもっちりであんこもすっごく美味かった…!」
「アレ、一応適当に送っといたから大丈夫じゃない?三代目とアカデミーだっけ?」
「え!?いつの間に!」
「美味い美味いって夢中で食べてる最中かなー?」
「うっ!だ、だってあんなにうまい饅頭は中々ないぞ!」
「そ?ま、いいけど」
「それに!お土産はじい…三代目のとアカデミーのは饅頭でいいけど、お前もナルトたちにいるだろ?俺の分けてやるけど」
「えー?別にいいんじゃない?」
「良くない!だって折角こんなに美味いんだぞ!みんなで食べないともったいないじゃないか!俺も貰うと嬉しいし!」
「そ?ま、結構量頼んだから大丈夫よ?」
「そうなのか…!まだ給料でたばっかりだから大丈夫…のはずだ!でもなんかすごいのだった気が…!」
「…おいしそ。…あとちょっとだけ我慢かなー…?」
「と、とりあえず!折角だからもうちょっとこの辺回って…」
「そうね。俺もいきたい所あったし」
「あ!そうだったな!おもちゃ屋だったか?丁度いいからそこで買ってもいいよな!」
「それはどうかなー?まだ早いんじゃない?」
「早い?なんでだ?」
「首輪とかもいいけど。どうせならイルカっぽいのもいいよね?」
「あ、そっか!わんこのだな!楽しみだなぁ…!」
「犬…そういえばアレも楽しかったか。どうしよっかなー?」
「確かにまだまだ口寄せまではできないか…。でもいつかはきっと…!」
「猫もいいよね。ウサギって定番だけど」
「お前のわんこと三代目のさるとか色々いるけど、定番はうさぎだったのか!」
「色々見てから決めるかなー?」
「そうだな!折角温まったのに冷えちゃうし、急ごう!」
「そうね。暖かいうちに…色々しちゃいたいし」
「大分冷えてきたし、戻ったらもっかい温泉だな!」
「…流しやすいし風呂場っていうのも悪くないか」
「おもちゃ…いいのがあるといいな!遊ぶわんこはかわいいんだ!」
「そうね。訳アリ用にいろんなのがあるから面白いかも?」
「訳アリ…!なんだか凄そうだ…!」
「色々できるし、楽しみにしててね?」
「おうとも!」


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かぼちゃのてんぷらー。
ということで、お土産買いに行くつもりの中忍は、美味しく頂かれ…げふんごふん!
次はそんな感じで!長い…。

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