豆まき(かぼちゃのてんぷら)

「もうすぐ節分!だよな!」
「んー?そうね。どうしたの?」
「節分は…美味いんだ!」
「あー…なんか想像つくかも」
「豆撒きマシン鬼蔵改5号ももうすぐ完成するしな!」
「豆撒く方なのに鬼なの?ま、いいけど。アカデミーで怪我人出さないようにね?」
「おうとも!因みに!今回から試験的に作成した鬼もちゃんといるんだぞ!ほら!」
「へー?これはなかなか…」
「よく出来てるだろ?」
「式…の応用かな?確かに凄いかも」
「ただなー…。ちゃんと鬼の格好にするとこまでは成功したんだけど、上手くがおーって言わないんだ…。鬼なのに!」
「いいんじゃない?追い出す行事でしょ?確か。あ、でもこれ応用できそうだから、あとで術式見せてねー?」
「そ、そっか!へへ!…豆が当たると全力疾走しちゃうのも改良中なんだけどな!」
「えーっと。…後で試してもいーい?」
「おうとも!…でも何にもないところでにしないとだめかもしれないんだ…。ちょっと、その、色々…!」
「だからこの間一生懸命壁にあいた穴塞いでたのね…」
「うぅぅ…!ヤラレターって声は出せるようになったのに!なんかちょっと微妙に怖くないけどな!」
「そこにこだわるのね…。ま、いいんじゃない?土遁で壁作るから、試して見たら?」
「ホントか!そうか…!土遁使えばよかったんだ…!壁壊した後、形状を維持できなくて消えちゃったりして大変だったんだよなぁ…」
「で、おいしいってのは?」
「へへ!それはだな!豆まきの手伝いするから、毎年近所のおばちゃんとかが恵方巻っていうのをくれるんだ!でっかくて具もたっぷりで美味いんだぞ?」
「ふぅん?毎年ってのが気になるけど…恵方巻きっていうのは聞いたことあるかも、確か太巻き?」
「そう!それだ!黙って食べなきゃいけないんだけどな?ちょっと苦しくなるくらいでっかいのを作ってくれるんだよな」
「…楽しそうね」
「へへ!そうだろ!豆は年の数だけだけど、余ったのはきなこにしてもちにしてもいいし、そのまま食べてもいいいし、日持ちするから腹いっぱい食べられるんだ!」
「ふぅん?…チョコも気をつけなきゃだけど、その前にそっちか」
「お前もびっくりするぞ!すっごく太いんだ!」
「…いいかも。それ」
「ちゃんとお前の分もあるぞ!元気になるらしいから、ちゃんと食っとくんだ!」
「そうね。…いっぱい食べてもらっちゃおうかなー?」
「俺もだけどお前もだぞ?今年1年健康に過したいもんな!」
「んー?それもいいかな。喋っちゃダメって言ったらどんな顔するかねぇ…?」
「そうだそうだ!…それには…ちゃんと豆まきマシン鬼蔵改5号付属の鬼吉赤と鬼吉青をちゃんと完成させないと…!」
「そうね。今からちょっと出かけてみる?」
「え!いいのか?」
「楽しそうだしね。いこ?」
「おう!…ちゃんともっとガオーっていうようにするのと、あと逃げっぷりも改善するんだ!」
「そうね。そっちも弄ってから楽しもうかなー?」
「そうと決まれば話は早い!いくぞー!」
「…さてと、色々面白くなってきたし、後はナルトたちをどうするかかなー?」


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かぼちゃのてんぷらにしてみたり!
何がしかを常に企む上忍だったとさ。
ではではー!なにかご意見ご感想等ございましたら、お知らせくださいませ!

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