「ねーねーイルカ先生」 「はいなんですか?」 「膝枕してくださいーひーざーまーくーらー」 「…いやです」 「えー?」 「アンタ膝枕とかいうけど、途中からふ、不埒な真似してくるだろうが!」 「お礼ですよ?」 「そんな礼はいりません!」 「イルカせんせとくっついてるたらそりゃねぇ?」 「…しませんよ?」 「えー?ひーざーまーくーらー」 「…そっちか。あー…その、変なことしないなら許可します。この書類終わるまでおとなしくしててください」 「はーい」 「…普段からコレくらいおとなしけりゃなぁ」 「ふふー膝枕!」 「俺の膝じゃ硬いでしょうに」 「んー?イルカせんせは温かいし、顔が見られるし、色々きわどいところにくっついてられますしね?」 「前半はともかく後半は聞かなかったことにしときます」 「はーい」 「しっ!尻をもむな尻を!」 「ん、それ以外ならいいんですよね?」 「ぎゃあ!もっとだめにきまってんだろ!さっさわんな!」 「あらもう元気?」 「うるさいうるさい!おとなしくできないなら叩き出します!」 「…はーい」 「最初からちゃんとしてくださいよホントに!」 「んー?ま、それはそれで、ね?」 「…おとなしくしててください」 「ふふ。はーい」 「うぅ…さっさと片付けちまわねぇと…!」 「がんばってねー」 「誰のせいだと…!くっそう!今にみてやがれ!」 「はーい」 ***** 「ってなわけなのよ。かわいいでしょ?」 「かわいいっていうか、かわいそうっていうか。私が聞きたかったのは何であんたが今朝遅刻してきたかって話なんだけど」 「や、朝まで離してくれなくてね!ちょっかいかけると仕事がんばっちゃうから終わるの早くなるし、涙目で抵抗してくれるし、実はちょっと感じちゃってるのを必死に我慢するから出来上がるのも早いし、そうするとこっちも煽られちゃうし、向こうも止まれないで一石何鳥くらいかなー?」 「…アンタ悪魔ね…」 「小悪魔ですか!ってこの間叱られちゃった!」 「あらそ。もういいわ。お幸せに」 「うん!」 ******************************************************************************** 適当。 りはびり。 |