これの続き。 「おい…!急ぐといってるだろうが!さっきからなんなんだお前!し、尻に触るな!回りも見てんだろ…!?」 「えー?だってぇ…襲撃があった後なのにすぐに逃げたらばれちゃうと思いまぁす!ここは濃厚にいちゃいちゃしながらじゃないと!本当なら脱がせて…」 「く…!ここが往来じゃなきゃとっくに…!」 「い、いっその事着衣プレイ…!」 「黙れ駄犬。旅行できてたらそう不自然じゃないだろ?治安の悪さに怯えて逃げるなんて普通に…」 「ここって、間男候補が山ほどいるんですよね…!だからぁ…つい」 「つい!?駄犬!貴様何しやがった一体!?」 「ちょーっとだけ余計な連中も成敗しちゃっただけでぇす!ちゃあんと記憶も消したし!俺だけのかわいいかわいいイルカ先生のお尻とかその他もろもろを勝手にその目に焼き付けるなんて…!許せないと思いませんか?」 「おもわねーよ!一般人相手に後れを取るほど鈍っちゃいねぇ!大体宿借りた時以外、外に出てないだろうが!みょうちきりんな術かけやがって!生きてるんだろうな!?」 「あ。確認済みでぇす!イルカ先生がかわいくて優しくて色っぽくてすてきなお尻のせいで間男どもが群がってきちゃうからお外に出したくなくって…!がんばっちゃったんですよね…!あ、夜の方は自粛気味っていうかぁ…!」 「ちらちらこっち見ながらあほなことばっかり言うな!駄犬が…!誉めて欲しそうにするんじゃねぇ!」 「あ、あぁ…!踏んで欲しいけどむしろその冷たい視線も…!」 「くそ…!ここが往来じゃなきゃ…!だ、大体だな?ここでこうやって騒いでる方が目立つだろ!?」 「ちゃあんと幻術かかってるから大丈夫でぇす!」 「なんだと!?それならそもそもこんなややこしいことしなくてもそのまま逃げたらいいだけだろ!?」 「え?でもほら、いちゃいちゃは重要ですよ!」 「なんでだ!?見えてないんだろ!?」 「いいえー!イルカ先生が見られてたら危険でしょ?だからぁ…!どうでもいいクソガキの癖にイルカ先生を間男の巣に送り込む切欠になった今回のターゲットに見えてます!」 「へ?あ、ああなるほど!それなら不自然じゃないか…?」 「イルカ先生はしぐさすら色っぽいから誰にも見せたくないんですけどね…任務、だから…!」 「なんでそこで泣くんだ!?…しぐさなんざ普通だろうが…」 「普通じゃないです!なにをするにもにじみ出る色気とそれから優しい微笑みと今すぐ突っ込みたくなるステキなおし…あぁん!」 「…帰るぞ!」 「はぁい!うふふふふふふ!」 「気にしたら負けだ…!どうせなんか仕込まれてるに決まってるんだ…!」 「いちゃぱらデートしつつ新年…!最高ですね!」 「お前だけがな!」 ********************************************************************************* 年越しなので変態さんにしてみたという…! あとちょっと…続きます(`ФωФ') カッ! ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |