「大量大量!さってと!まずは…選別だな」 「それなーに?」 「ん?猫は止めとけ!チョコだから!確かチョコは猫には良くないらしいぞ!…でもなぁ。お前猫じゃないと思うんだけどなー…?」 「ふぅん?」 「とにかく!猫はおとなしく待ってろ!」 「結構沢山あるねぇ?」 「あーそうだな。生徒から貰うことが多いからなぁ…。えーっと。これとこれは…まあ多分大丈夫だな。こっちとこっちは…」 「それ、食べるの?」 「生徒からので大丈夫そうなのは食べるぞ!他の人のも危険じゃなさそうなら一応な!…ただなー。もう色々知恵が回るから、媚薬もどきとか唐辛子とか地味に危険なのが混じってるからチェックしてからじゃないと危ないんだ!猫も一応気をつけ…」 「あ、これとこれは駄目。でもそれ以外は大丈夫じゃない?」 「おお!さすが猫!鼻がいいな!」 「それと…そのカバンの中身も見せて」 「うっ!これは…!」 「…なぁに?これ。本命だよね?誰から…?」 「殺気立つな猫!…えーっとだな。お前はねぎ食っても平気そうだから一応チョコも…でも猫だって主張してるから…」 「コレ、俺の?」 「ま、まあそうだな。一応猫にも祝いだ!無理なら食うなよ?」 「ん。ありがと。…俺もお礼がしたいなぁ?」 「…いらん!なんか怪しいからな!」 「でも俺猫だし?するなって言われても聞けないよー?」 「な、なんでもソレで済むと思うなよ!」 「じゃ、いっただっきまーす!」 「ぎゃあ!俺はチョコじゃ…んんっ!?」 「ふふ…そうね…?チョコよりずっと…美味しい」 「んっあ…ぅ…っ!」 「嬉しかった分だけお返し。一杯しようねぇ?」 ***** 「どうしてこうなるんだー…」 「あま…でもま、愛の証だしねぇ?」 「ううううう…!猫のくせにチョコ食うな!」 「そうねぇ?…こっちむいて?」 「なんだ!猫!態度でかいぞ!んむ!?」 「ご主人様に、俺からもチョコ。美味しいらしいよ?」 「美味い…!けどなんか釈然としない…!」 「愛情たっぷりのご主人様で嬉しいなー?でも足りないんだよねぇ?」 「んっ!こ、こら!何するんだ猫!」 「お代わり頂戴?」 「わー!?これ以上無理だって…っ!」 「我慢するのも無理だから、頑張ってね?ご主人様」 「あぁっ!な、んで…っ!」 「愛ってヤツでしょ?」 「愛…愛って…!?…あっ、そこ…駄目…っ!」 「ふふ…ホワイトデーもがんばってもらおうっと」 ********************************************************************************* 猫の日ネター!一応らぶらぶ? 猫はどこまでもずっと猫…のような? 昨日だろうが!っていう突っ込みはなしの方向でお願いいたす所存…! ではではー!ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー! |