「ふぅ!やっぱり外は暑いなぁ…。こどもたちにも熱中症とかに気をつけさせないと…!カカシさん、大丈夫かなぁ…。」 「ただいま。呼んだ?」 「カカシさん!いつ!」 「さっき。終わったからお迎えにきたよ。」 「おかえりなさい!ありがとうございます!任務大丈夫でしたか?しょっぱい物とか…!」 「…ああ、すごい汗。イルカの方が必要そうでしょ?早く帰ろう?」 「はい!あ、そうだ!晩御飯、夏だからおそうめんがいいですか?それともひやむぎ?」 「ああ、作ってあるから大丈夫。麺類ばっかりじゃなくて、しっかり食べないと駄目よ?」 「そういえば、最近ついつい…。」 「ま、分かるけどね。暑いでしょ?」 「最近特に暑さが厳しくて…夏だからしょうがないけど、やっぱり気がつくと冷たいものばっかり食べてたかも…!」 「…行くよ。」 「え?わぁっ!」 「…やっぱり軽い!帰ったら一緒にお風呂に入ってね?」 「はい!ちゃんと頭もあらわせて下さいね!」 「それもいいけど…その前に、イルカの身体検査するから。」 「え?え?」 「舌噛むから、ちょっとだけ口閉じててね?」 「―っ!」 ***** 「もう大丈夫。」 「わっ!俺、自分で歩けます!自分で服も脱げますから!」 「駄目に決まってんでしょうが!どうしてこんなに痩せちゃったの!」 「うー…その、ちょっとだけだし、俺もともと太ってるから大丈夫だし、夏ばてしやすいだけで…!」 「…俺の、せいだね。この間の任務も長かったのに、俺が1週間も任務になんか行くから…!」 「ち、違います!大丈夫でした!だって、アスマに…先生とかも紅先生とか一緒にアイスとかカキ氷とか食べに連れてってくれたし、じい…三代目も、色々気にかけてくださったし…!」 「…それでか。アイツら…!…ねぇ、お願いだから無理して笑わないで。」 「え…?」 「帰って来てすぐにイルカの顔が見たいから、ちょっとだけ授業中に覗かせてもらったんだけど…。」 「気付かなかった…!」 「凄く元気に笑ってるのに、時々ふっと悲しそうな顔するから…」 「だ、大丈夫です!カカシさんが帰って来てくれたから、もう元気です!」 「いっそ任務なんか行かなきゃ良かったって…。」 「そんな!今度から俺がもっと気をつけますから、悲しい顔しないで下さい…!」 「無理しないって約束したのに、ずっと残業したりしてたでしょ?」 「そんなこともわかっちゃうんですか…!やっぱりすごい…!」 「だからね。あんまり無理するなら、里の外に心配で出られなくなっちゃうから、絶対に無理しちゃ駄目。」 「はい!がんばりますから…!だから、もうそんな顔は…!」 「ご飯、今度から作って冷凍していくから、絶対にちゃんと食べてね?」 「はい!でもでも…大変だから俺自分で…!」 「駄目。だって、俺の料理食べれば、離れてる間のもイルカが俺のこと思い出してくれるでしょ?」 「いつだって、俺はカカシさんのこと考えてるから大丈夫です!」 「…イルカ…!」 「えっと…あの!お風呂、一緒に入りましょう?」 「うん。入ろう?」 「じゃ、じゃあ、あの!先に入ってます!」 「あ!…行っちゃったか。あんな殺し文句言うくせに照れちゃって…!後で覚悟してもらわないとね?」 ********************************************************************************* 夏なのでやはり無駄ないちゃいちゃ妖精さん? イルカてんてーは一人にしておくと心配で弱るのでカカチも心配という話がまた増えてしまった…! 長いのもー書きたいがとりあえずー…。ご意見ご感想などお気軽にどうぞー!!! |