「アンタ本気ですか?」 「本気で何が悪いの?」 「強いて言うならなにもかもですかね」 「そ?ま、でも諦めるつもりなんてないし」 「…そうですか。勝手にしてください」 「え!いいの!…ここでとか…?」 「いい訳ねぇだろうが!」 「じゃ、どーすんのよ」 「俺は家に帰りますが、後はご自由に」 「じゃ、俺も」 「ついてくんな」 「ちょっと真顔。恐いんだけど?」 「逆切れすんな!むしろアンタが上忍やってられてることの方が恐いだろ…」 「えー?俺強いよ?三日三晩ぶっ通しでいけるよ?」 「はあまあ。強いのは知ってます。三日三晩ぶっ通し…まあ任務じゃそういうのもありますよね」 「そ?」 「そ…って…!アンタが今言ったんだろうが!」 「潜入とか任務なら1月以上のも平気だけど?」 「嫌味か!」 「三日三晩ぶっ通しってのは…イルカせんせが相手ならできると思うのよね」 「うひゃい!?なにしやがる…!」 「えーっと。尻撫でてちょっと癒されようかと」 「そんなもんで癒されんで下さい!そもそも勝手に人の尻さわんな!大体男の尻なんかなでて何が楽しいんだ!」 「俺が楽しいです!」 「…堂々と胸張って言う台詞かそれが…はぁ…」 「じゃ、帰りましょ?」 「俺は俺の家に帰ります。アンタも自分の家に帰りなさい。むしろ帰れ」 「準備なら万端ですから大丈夫ですよ?」 「なんの準備だ!」 「えい!」 「わぁ!口寄せ…忍犬…!?なにす…」 「食材とか、あと酒も。肉足らなきゃ買い足します。ほらこういうの好きでしょ?土鍋は貸してくださいねー」 「…犬も一緒なら考えましょう」 「えー?狭いですよ?」 「それと俺がやるなっつったことは絶対やらないでくださいよ?」 「んー」 「ああ、じゃあいいです。どうぞ犬たちと飯食ってください。ご自宅で」 「じゃ、がんばります」 「絶対ですよ?」 「はーい」 「久しぶりになべってのも悪くない…か」 「えっちしたいですってちゃんとお願いしますね?またあとで」 「…諦め悪いって言われませんか?」 「諦め良すぎって怒られたことならありますけどねぇ?」 「しませんが、それでもいいなら飯食いましょう。俺んちの秘蔵の酒くらいならだしますよ」 「ああ、木ノ桜?」 「何で知ってんだ!?」 「えー?それは…ね?」 「…まあいいです。飯食ったら時間取って貰います」 「明日中やってても大丈夫だけど?」 「ものの通りってもんを勉強しましょう」 「イルカ先生。笑顔恐い」 「黙れ。さあ帰りますよ!」 「魅惑のお尻ー」 「黙れっつっただろ?」 「はーい。恐いけどかわいいよね。イルカせんせの笑顔って」 「知るか!」 「おなべーなべー」 「…はぁ…。なんでこんなことになったんだかなぁ」 ********************************************************************************* 適当。 なべが食べたいです。 ご意見ご感想お気軽にどうぞー |