「…そこだ!」 「チッ!…みつかっちゃいましたねー?」 「暢気そうにいっても誤魔化されねーぞ!アンタなんで俺んちに!しかも毎度毎度こっそり入り込んでくるんですか!おかげで俺んちの天井裏はぼろぼろです!」 「ろまん?」 「…聞いた俺が馬鹿でした…。ロマンは他所で味わってください。ここは俺んちで、あなたの大好きな美しい女性もいなければ、ラブハプニングもありません」 「えー?別に美女とか興味ないですし。ハプニングは日々襲ってきますし」 「…ま、まあ個人の志向は…いやでもホモ…?可愛い系が好みなだけか…?っつーかハプニングというより、アンタの場合は奇襲とかだと思うんですが…!?」 「ま、しょうがないよねー?俺って大人気だし」 「…ま、まあ火影ですしね…。…普通の人だと思ってたのにな…。やっぱり重圧に耐えかねて…?」 「朝起きるじゃない?潤いないなーって思って。でもほら、潤いが欲しくても勝手にうばうのはなーって、だからばれないようにこっそり」 「…俺も一応中忍ですので…。自分の家で変な気配したらそりゃ流石に気付きますよ?潤いって…疲れて帰ってきてカップラーメン食ってる中忍眺めてなにが楽しいんですか…?」 「潤います」 「…そうですか…。何でそんな摩訶不思議生物に進化を遂げちまったんですか…!?」 「幸せー」 「うお!くっついてくんな!なにすんだ!」 「え?潤い補給?」 「アンタさっき勝手に補給するのは悪いとかちょっとはマトモな感性もあったのかと思ったのに何しやがる!いやくっつくくらいならいいんだが、仕事は!」 「ちゃーんと終わりましたよ?西の森の整備計画とかーあとは教育関連の見直し?それにー…」 「仕事終わってんならまあいいか…。で、そんなに腹減ってんなら分けて差し上げますが、カップラーメンくらいしかないですよ?あとは冷凍のらーめんとうどんと…」 「ほんっと麺類好きよね」 「美味いんです!あ、ねぎもあった」 「おうどん」 「はいはい」 「イルカせんせの手料理、美味しいです」 「…インスタントなんですが…。つかれてんですね。カカシさんは」 「あともうちょっとがんばるけどさー…。早く代替わりしたいです」 「そうですね…。ナルトもやっと上忍になったし、サスケも。まああれだけ強くてまだ下忍だったって事実の方が…」 「カリキュラムとか試験方法も変えるかもですねぇ」 「そうですか!へへ」 「これから必要なのって救助救援それから開拓とか、まあ護衛の依頼も相変わらず来るのでそこそこ戦術なんかも必要ですけどねー」 「はいできました。食ったら風呂入ってとっとと寝ろ」 「…うん」 「へらへらしたって他になにもありませんよ!てんぷらでもあったらいいんですが…」 「え!てんぷらはちょっと!」 「はいはい。知ってますよ。じゃあ俺は先にお風呂頂きます」 「はーい。…家に上げてくれるのにねー。鈍いんだもんいやになっちゃう」 ******************************************************************************** 適当。 で、ある日突然火影権限とかいいんじゃないかなって思って、カリキュラム話し合うためーとかいい含めて秘書にしても告白できずに、鬱々としてるほか下の八つ当たりにやんだテンゾウたん辺りがお膳立てすると思ってみる。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |