「んー」 「重いです」 「うん」 「ベッドから出ろとは言いませんが、腹の上にのっかるのは…うぐ!」 「あったかい」 「このクソ暑いのに…」 「イルカの匂い」 「わぁ!どこに鼻つっこんでやがる!パジャマが伸びる!やめろ!」 「これ脱がせていーい?」 「は?っておい!なにすんだうわっ!…あー!俺のパンツ!」 「これもってこうっと」 「勝手に決めるな!返せ!俺のパンツ!」 「いきたくないなあ」 「…任務ですよ」 「うん」 「腹がくすぐったいですって。あとパンツ返せ」 「つれてっちゃおうか。そしたらがんばれるかも」 「俺にも仕事があるし、第一真っ先にやられますよ多分」 「うー…!でもほら、強いし機転が利くし、立ち回りうまいから大丈夫じゃない?」 「味方の中に敵がいるといいますか。アンタの部下たちに頻繁に殺気立たれてますよ。最近」 「ふぅん?」 「ああほら!殺気立つな!…まあ大事な大事な隊長様なんでしょうから?」 「怒ってる?」 「いーえ。呆れてます。あんたらそんなに強いのにどうしてネジとっぱずれてんですかね…?」 「さぁ?」 「あっ!ここここら!なにすんですか!掴むな!」 「ちょっと舐めるだけだし」 「そ、そんなこといって!あんたこないだ…!」 「後もみてあげるね?良くなってたら一回くらいなら平気でしょ?」 「絶対一回じゃすまねぇだろうが!」 「…んー?どうかな?」 「くびかしげんな!かわいい顔したってごまかされねーぞ!」 「でもやる。がまんできない」 「くっ!帰ってきてから覚えてろよ…!」 「うん。帰ってこれたら、ご褒美ちょうだい?」 「う、うるせぇ!…いいか?ぜってー無傷で帰ってくるんですよ?…いや怪我すんのは許しますが、五体満足で元気に帰って来い!」 「あはは!うん」 「ならよし!ホラ寝ろ!」 「三回までね」 「勝手に決めんな!…に、二回だ」 「うん。元気で帰ってきたらその三倍はしようね?」 「するか!んぁ!」 「こっちも元気で…ああ、綺麗に治ってる。中、ピンク色」 「…ッ!あ!く…かえってきたらおぼえてろ…!」 「うん。覚えててね?ここでも俺を」 ******************************************************************************** 適当。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |