危険な流行り病(いじめっ子)
「いいからこっち来なさいよ」
「やだね!出てけっていってるだろ!」
「意地はんないで。こんな結界すぐ壊せるんだけど」
「…止めろ。家が壊れる」
「だったら…」
「だーかーら!感染るっていってるだろうが!」
「たかが風邪でしょ?そんなの…」
「絶対駄目だ!えーっと…新型っていうかだな!」
「…顔だけでも駄目なの」
「うっ!しおらしいこといいやがって…!で、でも…」
「なんで?ナニ隠してる?」
「っ!殺気を抑えろ!」
「…もう、いい」
「わー!?馬鹿!止めろ!」
「出てこないあんたが悪い」
「…くっ!?これが雷切ってやつか…!?…っ!結界が!?」
「あのジジイには後で文句言っておいて。俺のモノに勝手にてぇ出すなって」
「あけんな!入るな!だから1週間もあれば治るって言ってるじゃないか!」
「ヤダね。風邪なんか引くほうが悪い」
「待てって!頼むから…!」
「お説教は鳴きながらでもしなさいよ。…って、それ!?」
「ああもう!この馬鹿!あけるなって言ったのに…!」
「その耳ってなんの冗談…?」
「うぅ…!だから言っただろ…新型だって…。医療班が研究中の…」
「アンタまた余計なコトに首突っ込んだでしょ?これ、取れない…!?」
「いててててててっ!止めろ!」
「何で猫耳なんて生やしてるの?どこの馬鹿に見せた?」
「…だから、本当は猫になるはずだったんだよ。完全に。たまたまワクチン開発用のサンプルが破損したときに俺が側にいたせいで…」
「そんなのどうでもいい。アンタその格好、誰に見せた?今から…」
「落ち着け!この馬鹿!」
「いったぁ!なにすんのよ!」
「…ずっと隔離されてたんだから誰も見てない。結界張ったときに三代目が見たくらいだ!」
「どうせアンタのことだから、手伝えとか言われてホコホコ使われてたんでしょ!それが毒だったらどうするつもり!?」
「だーかーら!言ってるだろうが!たまたま偶然だ!三代目に書類持ってった先だっただけで!…アンタのほうがずっと危険な任務ばっかりやってるくせに!」
「うるさいよ。そんなの当然でしょ?俺は強いんだから」
「腹立つ…!分かったんなら出てけ!」
「ヤダね。…その耳、壊れるくらい噛んでやろうか?」
「んんっ!やめっ…!感染したらあんたも漏れなく猫耳だぞ…!?」
「いいねそれ。そしたら隔離でしょ?俺もアンタも。…ずーっと、ここで」
「っ!だめ、だ…って…っ!」
「じゃ、覚悟しときなさいね。任務明けなのに焦らしたアンタが悪い」
「なっ!?うぁっ、馬鹿野郎…っ!」
「早く感染んないかなぁ?ま、どっちみちもっと触んないと俺が我慢できないからいいよね」
「いい訳…あるか…っ!」
「…サイコーだよね。二人っきりでずーっといちゃいちゃしてられるんだもん。ここの所ずーっと任務だったんだから、ちょっと位いいじゃない!」
「…いいか!今日だけだからな!」
「さあね?…納得したんなら…いい声で鳴いてね?」
「うぅぅぅ…っ!三代目になんていえばイイんだ…」
「俺以外のことなんかどうでもいいでしょ?ほら…」
「ぁっ…!」
「早く、感染すればいいのに」


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という感じでアホみたいにいちゃいちゃする話が湧いたんですが、いい加減ぬこから離れろと怒られそうな気がしたのでこの辺で…。
ぬこは…サイコーにかわいいってことで!
…因みにぬこみみカカチは意外とふさふさの毛で誤魔化せると分かったのでそのまま任務に出て敵忍をぬこ耳だらけにしたとかしなかったとか。
アホで…ごめんなさい…!
で、ではではー!また御気軽に遊びにいらして下さいませ!!!

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