「何やってんだお前?」 「最近揚げ物が続いたからな!もったいないから石鹸作ってるんだ!」 「そうか。じゃあ、そっちの小ねぎは…?」 「再生野菜っていって、水だけで生えてくるんだぜ!」 「…お前こそ母親っぽいよな。」 「そうかー…。」 「な、どうした?落ち込んでんのか…?」 「やっぱりか!最近吊しスキルの向上と共にもしかして俺は最強のかあちゃんを目差すべきなのかと思い始めてたんだよな!!!」 「はあ!?」 「でもさ!毛はまだまだ可能性があるし…とりあえずとおちゃんの方向も捨てずに頑張ってみるぜ!!!」 「だからもっと別のことに熱心になれよ!!!」 「うーん。となると、やっぱり。毛だな!」 「なんでだ!人の話聞けよ!」 「肉と、野菜とあとはアスマ兄ちゃんをじっくり観察してその毛の秘密を…」 「おい!…まあ、ある意味潜入任務とかに役立ちそうだけどな…。」 「とにかく!カカシも食え!」 「ふむぐっ!…美味いがこれは…?」 「ひき肉のレンコンはさみ揚げだぜ!!!」 「美味いんだけどな?早くちゃんとした忍になろうな…?」 「おうよ!完璧なとおちゃん且つちょっとだけかあちゃんへの道も模索してみるぜ!!!」 「忍と関係ないだろ!!!」 「まあまあ!カカシも一緒に頑張ろうぜ!!!共に行き着くところまで!!!」 「アホかー!!!…どうしてお前は…。」 「アスマ兄ちゃんがもうすぐ来るから早速…」 「そろそろやめてやれよ…。…無駄か…。」 ********************************************************************************* 子イルカが色々家庭的に進化していくという話。 クマさんは捕らえられがち。カカシは苦労しがち。 |