酷暑の怪奇2(変態さん)


「ふ、ふふふふふ…!いよいよ待ちに待ったお祭りですね…!人ごみを避けた茂みの中で…!更に祭りを見下ろす樹上で…!そして仕上げに花火を眺めながら二人で激しく弾けて…!夏ならではのプレイを全力で!」
「黙れ。背後からぶつぶつ言うんじゃねぇ!ったく折角の祭りが…!あ、フランクフル…」
「ほ、ほおばっちゃうんですね…!あっつあつの肉棒を荒々しくも激しく…!おっと!」
「ちっ!当たらないか。相変わらず踏まれるとき以外は小器用に避けやがって!…まあいい。お、カキ氷も!」
「胸元に零れ落ちたカキ氷をほおばりながら…!」
「…いっそ感心するほどそっち方面の妄想は凄まじいよな」
「お、俺の練乳ならいつでもたっぷり…!直飲みだって大歓迎です!」
「お断りだ。久しぶりに祭りの日に非番なんだぞ!貴様の相手をしている暇はない」
「大丈夫です…!イルカせんせが動けなくてもむしろ緊縛…!」
「…おっちゃん!焼きそば!あとそっちのビールも!」
「あいよ!」
「へへ!やっぱりコレだよな!あとはお好み焼きと…まあ参拝が先だが、晩飯もこいつのせいで碌に食えなかったからな…」
「イルカせんせが…!割り箸使ってる…!」
「…その手があったな」
「何かを頬張るイルカせんせ…!浴衣もすごーく素敵だし、口いっぱいに頬張って…!」
「んぐ。ふぅ。とりあえず食ったし…そら!駄犬!取って来い!」
「あ、あぁあ!イルカせんせの唾液が染みこんだ…割り箸ぃ…!」
「今だ!…てい!」
「あぁん!待ってぇ!」
「よし!…まあもって数分だが参拝するぞ!」
「う、うふふふふふふふ…!イルカせんせの味が…!」
「…相変わらず気色悪いけどな…」
*****
「ふぅ。やっと着いたな。まずはご挨拶…おい!駄犬!」
「はぁい!」
「お前も最低限きちんと神様にご挨拶だけはしろよ?お祭りなんだからな!」
「も、もちろんです…!神様の前でも誰の前でもいつだってイルカ先生への愛は永遠…!」
「神域にこんなの紛れ込ませてること自体があれだけどな…。許してください…!コイツ着いてきちゃうんです…!」
「そ、そうでぇす!俺はどこまでもいつだってあなたの側に…!むしろ入れっぱなしっていうかぁ…!合体したまま過ごしたい…!」
「…神様…!せめて少しでも平和な生活がおくれますように…!お願いします…!」
「イルカせんせ…!安心してください…!イルカせんせを付けねらうような間男も泥棒猫も瞬殺しちゃいますから!たとえ俺たちの…ふふふふふふ…!」
「どす黒いチャクラ撒き散らしてんじゃねぇ!黙れ!とっととご挨拶して来い!」
「はぁい!…お祈りしてこなくっちゃ!色々たっぷり…!」
「またろくでもないこと考えてそうだが…。せめて花火までは平和を死守するぞ…!」


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変態さん。
つづいてしまいそうです__
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