「暑っちぃ…うー…扇風機だけじゃきついか…」 「すごい格好。なにやってんのよ」 「…っ!急に抱きつくな!帰ってきたんなら挨拶ぐらい…」 「暑いんでしょ?なら脱げばいいじゃない」 「別に、いいだろ!…アンタこそ風呂でも入って来い。任務帰りなんだし」 「すごい汗。…こーんなになっててさ」 「鍛錬不足だって言いたいんだろ!ほっとけ!」 「ま、いいけど」 「今、麦茶出してやるから。あと、着替えも…っておい!離せ!」 「ヤダね。なんで離さなきゃいけないの?」 「…汗まみれで気持ち悪いだろうが!いいからアンタはさっさと…むぐっ!?」 「誘ってるって考えれば美味しい話だよね?」 「…っ!?なんだそれ!俺は別に誘ってなんか…!」 「汗も悪くないか。…おいで」 「離せ!…っせ、せめて風呂に入ってから…!」 「風呂は後でもいいでしょ?ああ寝室まで我慢できない?いいよ。俺は。ここでも」 「ちがっ!んぅ…っ!」 「そうだよねー?アンタがこんな格好でってことは、例の任務に指名されてるんでしょ?」 「…っ!それは…!」 「そーんな顔しても誤魔化されないよ。下らない。侵入者だかなんだか知らないけど、どうしてそんなのにアンタを譲んなきゃいけないのよ」 「知ってるなら離せ!任務は任務だろ!…アンタがちょっと風呂入ってる間にでも片付けてくる」 「上忍二人相手で?しかもそんな汗のいい匂いさせてさ。…まあ弱かったからアンタでも何とかできたかもね?」 「…ビンゴブックほどじゃないけど、あいつらも手配金…ちょっとまて!弱かった!?」 「片付けた。…っと、汗でくっ付いてるじゃない。脱がせにくいな。切っちゃおうか?」 「脱がすな!切るって…なんだそれ!?」 「黙りなさいよ。もういいでしょ?超過勤務なんかより俺の相手のほうが大事なんだから」 「なっ!?…うわっ!」 「鎖帷子なんて着るんだ?へぇ?」 「あ、あったりまえだ!コレがあるのとないのとじゃ、普通の武器なら生存率が桁違い…あっ!」 「そうねぇ?ま、そうかもね。…相手が幻術使いって知っててこの装備?」 「うるさい!いいから離せ!風呂入れ!アンタこそ任務帰りに何無茶してんだ!」 「無茶じゃないでしょ?邪魔なゴミ片付けただけなんだから。…どうせならコレ脱がないでヤル?」 「ぬ、脱ぐとか脱がないとかじゃなくて…手ぇ離せ!」 「縛るか」 「…お、おい!?なに言ってんだー!?…っ!?手…!くそっ!」 「はいはい。ちょっと大人しくしてなさいよ。お仕置きは後にしてあげるから」 「ふざけんな!」 「ったいなぁ!そんなに足広げて…丸見えだって分かってる?」 「…っ!」 「恥らってるのもかわいけどね。どうせすぐ訳わかんなくなるんだから一緒でしょ?」 「何がだ!?んあっ…んっ!」 「下着もびちょびちょ。漏らしちゃったみたい」 「触るな…っ!うあっ!」 「こーんなにしちゃってるくせになにいってんの?」 「やっあっ…うぁっ!」 「…あー入れたい。もういいか」 「ひぅ…っ!なっや…いれんな…!」 「やだって言ってるでしょ?ほら、いいから」 「あっくっぅ…!」 「好きなだけ鳴いてな」 「覚え…てろ…っ」 ***** 「あーあ。ぐちゃぐちゃ」 「誰のせいで…っ!」 「んー?じいさんにはちゃんと文句言っといたから」 「抜けっ!」 「ってっ!ちょっと!こんなになってるくせになにすんのよ!」 「うぁ…!もう、いい加減に…!」 「勝手なことしたくせにナニ言ってんの?」 「帰ってきたら一緒に飯って…。約束、守るつもりで…!」 「ちゃんと冷蔵庫には入れといたから、後でいいでしょ?待ってる気は一応あったってことは情状酌量してあげる」 「なんでそんなに態度でかいんだ…!」 「あんたが足りない」 「理由になるか!そん…んっ!」 「ま、賞金首のご褒美ってやつ?休み取れたから安心しな」 「はぁ!?」 「3日間、ただれた生活ってのもいいんじゃない?夏らしくて」 「さ、さんだいめ…!?」 「ほらこっち。そんなに締め付けたらまたやっちゃうよ?いいの?」 「よくない!ふ…っ!これ、抜け…!」 「起きたら食事ね。それからずーっとかな?暴れるなら今からでもいいけど?」 「うぅ…!なんだってこんな…!」 「くっついてるだけでいいって譲歩してるんだから、さっさと寝たら?あんたまた休日出勤してたみたいだし」 「…起きたら食事だ。あと風呂も」 「はいはい。食事も用意するし風呂も入れて上げる」 「あんたがだよ!…ったく…っ!」 「ほら、ぎゃんぎゃん吼えてないで…手はこっち、でしょ?」 「…物好きだよなぁ…」 「そうね。あんたも俺も。ふふ…!おやすみ」 「…疲れてるくせに馬鹿野郎…!」 ********************************************************************************* いじめっこにしてみたよ! あついようあついようとけるーとーけーるー…! あ、そろそろ子ぬこなアンケート締め切ります。 そんでもって、再販はー…ううううう…ま、迷う数…! …1があったほうが2を手にとりやすいんだろうか…うううううう…! ではではー!なにかしらつっこみだのご感想だの御気軽にどうぞー! |