「アスマ兄ちゃん!!!」 「おう!どうした。イルカ?」 「帽子と襟巻き!どっちがいい?」 「…何の話だ…?」 「カカシはさ、何かク…毛皮はキライなんだって。だからアスマ兄ちゃんに何か作ろうかなって!!!」 「あー…嬉しいけどよ…。俺も毛皮は…」 「両方だね!!!分かった!!!冬までにはステキな毛皮セット作っちゃうから楽しみにしてて!!!オマケもなんかつけちゃうぜ!!!」 「待てコライルカ!!!…行っちまいやがった…!!!」 ***** 「あ、お帰りカカシ!!!今日は梨だぜ!!!」 「ふぐっ!…お前な…。…で、例の件はどうなった?」 「喜んでくれたぜ!!!」 「…ホントか…?」 「多分!!!」 「力いっぱい適当なこと言うんじゃねぇ!!!」 「細かい事は気にするな!!!」 「細かくないだろ!お前はホントに…!」 「いいからまず食え!」 「うぐっ!美味いけどな…」 「良かった!取れたて新鮮だぜ!」 「おっさん…可哀相に…。」 ********************************************************************************* …でも止めないカカシ。 そして…クマの毛皮だらけのアスマ兄ちゃんの姿は、勿論イルカのステキ写真コレクションに加えられましたとさ。 |