コタツにみかんに変態に(いつでも側に…)

「イルカ先生!」
「何だ駄犬。」
「俺もコタツに入りたいです!!」
「却下だ。…これを設置した直後の己の行動を、自分の胸に手を当てて考えてみろ。」
「えーっと?イルカ先生の股間を足で揉んだのと…あ、揉み方下手でしたか?それともコタツの中に潜んで足舐めたからですか?美味しかったですけど…。それとも…」
「全部にきまってるだろうが…!!!なんで憩いの我が家で警戒しなくちゃならないんだ俺は!?」
「警戒なんてしなくても大丈夫ですよ!俺が間男なんか近寄せませんから!」
「貴様が一番危険だろうが!!!近寄るな!俺はコタツでみかん食って和みたいんだ!」
「みかんなら一杯剥きますよ!ついでにイルカ先生も…」
「だから触るなといってるだろうが!」
「でも…寒いし、寂しいです…。駄目ですか…?」
「そ、そんな目をしてもだまされんぞ!」
「だってだって…俺がイルカ先生とイチャイチャしたくて買ってきたのに…。心まで凍えそう…。」
「イチャイチャは却下だ!…入るのだけは許してやる。但し!絶対に妙な真似はするな!温まるためだけに使用しろ!間違ってもいきなり 俺の股間に食いついたりするなよ…?」
「はぁーい!今度にします!」
「するなといってるんだ!」
「えへへ…イルカ先生とコタツ!」
「そうやってるだけなら無害そうに見えるんだがな!っ…触るなといってるだろうが!」
「足りませんか!じゃ、早速コタツプレイで!」
「わぁ!放せー!!!くそっ!食らえ!みかんスプレー!皮ならまだまだ沢山あるぞ!」
「あ、地味に染みますね。コレ。」
「なら放せ!そんなトコ触るな!」
「触らないと出来ないですよ?」
「しないって言ってんだろう!…踏んでやらんぞ…?」
「えぇぇぇぇぇ!!!!踏んで欲しいです…!だって最近は寒いからちょっと冷たくなったイルカ先生の足の感触がまた新鮮で…!!!」
「そうかそうか…。湯たんぽでも買うか…。」
「駄目です!そんな…無機物に寝取られるくらいなら、俺が直接温めますから!」
「おわ!なにしやがる!放せ!コタツが!」
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「放せ!俺はまだ寝ないぞ!貴様のせいでコタツを味わいきってないんだ!」
「はぁい!到着!」
「…お布団。温めておきましたから!」
「何で二人!?」
「「影分身です!」」
「…そうか。俺はまだ寝ない。お前らだけで寝ろ。」
「「ええええええ!!!そんな!つまんないです!イルカ先生も一緒じゃないとプレイが…!」」
「やっぱりか!そんなこったろうと思ってたがひねりがない駄犬だな!食らえ!」
「わっ!」
「よし。本体は貴様だな。」
「む…!鞭ですね…!!!お、俺にも…!」
「寝る。出てけ。」
「あっ!蹴らないで!踏んでください!後鞭で…!」
「布団ぬくいなぁ…。」
「ほ、放置プレイですか…!!!」
「普通に…生きたいなぁ…。」

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辛抱たまらず、自前のお衣装に着替えた変態さんが襲い掛かってくるとこまで考えましたが、 流石にどうなんだろうと冷静になったのでここら辺で…。
マニアックなイチャイチャに血道を上げる変態さんと、毒されて諦め始めたイルカ先生でしたとさ。

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