「靴下とー靴とーあとはぁ…パ・ン・ツ…!!!うふふふふふふ…!」 「な、なんだこの大荷物は!?どうすんだこんなに!」 「キャッ!みつかっちゃった!」 「恥らうな!そもそも全裸である時点で恥らえ!珍しく服着てると思ったらなにをにやにやと…!」 「それはぁ…ひ・み・つでぇす!」 「こんだけ大荷物で秘密もなにもあったもんじゃねぇだろ!一体何をたくらんで…!?」 「俺、幸せです…!愛の結晶…!きっとそっくりな息子さん…!ふ、踏んでもらったり、椅子になるのもいいなぁ…!」 「…またその妄想か…。あの妙な薬物は既に廃棄した。よってそんな恐ろしいことには…!」 「あ、心配しなくても、俺の一番は永遠にイルカせんせただ一人ですから…!」 「その心配はしてねぇ!むしろ永遠なんてひとっかけらも望んでねぇのになんでこんなことになっちまったんだ…!俺の人生が…」 「俺…俺我慢します!だってほら初期は無理しちゃだめっていいますよね…!イルカ先生は丈夫だっていうけど、俺に比べたらずっとずっと繊細でか弱くて俺の天使ですし…」 「お前が異常なんだ!俺がひ弱みたいにいいやがって!普通は腹掻っ捌かれたその日の内に盛るなんてありえねぇんだぞ!?」 「そうですね…!ふふ…!大丈夫!俺が支えきってみせます!ずっと…ずっと!」 「目は相変わらず血走ってるしはぁはぁいってるけど…おい。なんか悪いもんでも食ったのか…?」 「悪い物なんて食べてないでぇす!イルカ先生のおはしとかイルカ先生のパンツとかイルカ先生の…あぁん!」 「うるせぇ黙れ!…そうか。やっぱりか…ならいい。もうどうでもいい。寝る」 「じゃ、添い寝しますね…!」 「断固拒否する。俺は一人で!静かに!ゆっくり寝たいんだよ!」 「あっ!そ、そうでしたね…!さ…冷えないようにしてっと…今が大事な時期ですから無理しないでくださいね…!」 「お、おう。まあ新年度始まったばっかりでクソ忙しいのは確かだが…どうしちまったんだ…!?」 「ちゃあぁんと!ここで!しっかり見守ってますから…!」 「ドアの隙間から覗くんじゃねぇ!鍵穴からもだ!…にしても入ってこない…?」 「ずぅっとずぅっと見つめて見守って永遠に…!うふふふふふふ…!!!」 「まあ、いいか。普段よりましだ。無害なようだし放っとこう」 「うふ、うふふふふふふ…!」 「…普段と比べてだがな。あくまで」 ***** 「お、おいイルカ!大丈夫なのかよでてきて!」 「はぁ?おいおい一体何の話だ?」 「いや、だってはたけ上忍が…」 「あの変態駄犬上忍がどうしたってんだ!」 「うお!どうしたイルカ?落ち着けって!」 「あの野郎…一体なんなんだ!ナニがあったんだ!大人しいというより気色悪ぃ!」 「どうどう!落ち着けイルカ!ひっ!」 「チッ!やっぱりついてきやがったか…!覚悟しやがれ…!」 「イルカせんせ…!俺はなんだっていつだってアナタのすべてを受け止め…あぁん!」 「わー!?壁に穴が!なにすんだイルカー!」 「…仕事、するぞ」 「お、おう。でも修繕…ひい!?直ってる!」 「畜生…なんなんだ…何たくらんでやがるんだ…!いつだ…いつなんだ仕掛けてくるのは…!?」 「えーっとだな。その。…がんばれ。イルカ!」 「ふ、ふふふふふ…!もちろんだとも…!覚悟しやがれ変態野郎…!」 「こえぇよイルカー…一体何があったんだよー…?」 ******************************************************************************** 変態さん。 5月なので(`ФωФ') カッ! ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |