「わぁ…まだちっちゃい!可愛いなぁ!」 「んー?そうね。小さいね」 「そうでしょうそうでしょう!うちのコガネにそっくりで可愛いんです!こんなに小さいのにもう賢いんです!手もでっかいでしょう?いずれはこの子達も忍猫として…!」 「ふしゃーっ!」 「うわぁ!」 「だからもうお前のこと無視してるのね。なるほど」 「え?あれ?どこ行くんだい!子猫ちゃんたち!」 「にゃーん!」 「ふにぃ!」 「あれ?お前も膝に乗るか?おいで!」 「ふにゃあ。ごろごろごろ…」 「…イルカに懐きすぎるのは腹立つけど、人を見る目はあるよね」 「にーう」 「…ほら、母親も同意してるよ」 「お母さんになったんだもんなぁ…!おつかれさま!」 「にぃ!ごろごろごろ…」 「こ、子猫ちゃんたちー!」 「コガネにもだけど、お母さんにも似てますね!ホントに可愛い…!」 「…だってさ。よかったな。コガネ」 「んなぁ!」 「うみの中忍は流石だなぁ…!忍の卵だけじゃなくて、忍猫教育にも熱心だ…!!!」 「英才教育とか考えてないでしょうね?俺のイルカに余計なモノ押し付けないでよ!」 「カカシさんカカシさん!ほらこの子!あくびしますよ!」 「そ?」 「あ、あくび!かわいいんですよね!俺も俺も!」 「アンタは黙ってなさいよ」 「あ、ほら!」 「くふぅ…ふぁあ」 「かわいい…!」 「んー?そうね。イルカの方が…」 「うおおおおおお!なんて可愛いんだ!!!」 「うるっさいよ!」 「ふー!」 「しゃー!」 「うぅぅーっ!」 「ほら!子猫たちが怒ってるじゃない!」 「ああ、ごめんね?びっくりしたんだよな?おいで?」 「にゃ!」 「ごろごろ…!」 「なーう!」 「あああ…うみの中忍が羨ましい…!」 「猫は大きな声嫌いなんだから当たり前でしょ?」 「ふぁああああ…」 「ああ…コガネのあくびも可愛い…!!!」 「ホントだ!可愛いなぁ…!」 「全く…ま、イルカの方が可愛いからいいけどねぇ…?」 ********************************************************************************* 子猫が増えたり、子猫の飼い主が暴走したり、子猫可愛さにうっかり大量のお土産を買い込みまくる中忍に上忍が溜息をついたりしたという話? ではではー!なにかしらつっこみだのご感想だの御気軽にどうぞー! |