「ただい…ま!?」 「おかえりなさぁい!俺ですね!俺たっぷりですね!1人じゃ足りないんですね!それはもうたっぷり朝までどころかもういっそのこと一生…!」 「黙れ」 「あ、あぁあん…!も、もっとぉ…!もっと踏んでください…!」 「ちっ!つい踏んじまった…!それにしてもおまえさっきまで腰にくっついて歩いてたのにな…何でこう無駄に素早いんだ…」 「じゃ、じゃあいっそのこと俺たっぷりの…!」 「黙れといった。…第一、なんだその格好は?気でも狂った…ああ、元々駄犬の頭がまともなわけもないが」 「ベビー服とかベビーとかベビープレイとか考えてたら…つい…!」 「そうか。どうでもいいが俺は腹が減ったし風呂にも入りたい。もちろん貴様抜きで。むしろ一生を変態抜きで過ごしたい…!」 「こどもの日…もうすぐですね…!」 「子供に変化する気も、おむつだのなんだのを身につける気もない。ごっこ遊びに費やす暇があったら任務の一つでもこなして来い。もっと言うならその日はアカデミーでこどもの日を祝う会があるから、俺は留守だ」 「…つくっちゃおっかなー?」 「お、おい?何の話だ!?作る…また妙なもんを押し付ける気か!?絶対に使わないからな!」 「こ・ど・も・の・日!ですもんね!うふふふふふ…!」 「…待て駄犬。なに企んでやがる…!?まさか…!?諦めたんじゃなかったのか!?いやそもそも認めるつもりもないが!」 「1人っこじゃかわいそうですよね?ま、俺もイルカせんせも一人っ子同士ですけど!」 「駄犬。俺は性別を変える気はない!産むなら貴様が…いややっぱりやめろ!お前ならできそうだし、こんなヤツが親なんて子供が可愛そすぎる…」 「二人…イルカせんせにそっくりな…!俺に似ないように術とか…」 「止めろ。どっちにしろ絶対に断固拒否だ!そもそも子供ってもんはどっちかだけにそっくりなんてことはめったにないんだぞ…。なにより性別を考えろ性別を!」 「えー?でもぉ…?ねぇ?」 「は、腹を撫でるな!?なんだ…何をしたんだ俺に…!?」 「なんでもないでぇす!」 「おい駄犬!目を見て話せ!それともまさか…もう、すでに…」 「あぁん!へたりこんじゃうイルカ先生もす・て・き…!もちろん今すぐ介抱っていうか、ベビープレイっていうか…!」 「いい加減にしやがれ!正直に言え!何企んでやがる!コトと次第によってはこのまま俺は自裁する!」 「そ、そんなのだめぇ…!だめですぅ!」 「なら、言え。取り返しのつかないことをしでかしたんじゃないだろうな…!?」 「なんにもしてないでぇす!」 「…本当か?」 「はい!まだ!」 「まだじゃねぇ!一生すんな!」 「だってぇ…!イルカ先生にそっくりな息子さんとイルカ先生に踏まれながら暮すって…最高だと思いませんか…!」 「うっとりしてるとこ悪いが、欠片も魅力は感じん。子供は…まあ、たしかにその、いたらいいなと思ってはいたが…ナルトもいるしな。この駄犬を退けて俺の子を産んでくれるような人は…存在するわけもないし。なにより俺はお前の相手だけで手一杯だ!」 「俺だけでいいって…言ってくれるんですね…!」 「まあ意味は大分違う気もするが、だいたいそうだ。だから無謀なたくらみは諦めろ。命がけで阻止するからな!」 「…はい…!はい…!」 「何で泣いてるんだか考えたくもないが…。アカデミーでも邪魔するなよ?」 「色々いっぱい考えますね…!折角のこどもの日だし!」 「余計なことばっかり考えてる暇あったら飯だ飯!」 「はぁい!たっぷりご馳走!母体の健康第一ですもんね!」 「黙れ。…ま、まあ飯はうまそうだし罪はないからな…頂きます」 「うふふふふふふふふ…!」 「…油断できんな…。平和に暮らしたいだけなのに…!」 ********************************************************************************* 適当。 というわけで変態さん。子どもの日バージョンにてお送りしてみるような…? こわいゆめみたんですー俺そっくりの子どもの方がかわいいって先生がいうから子どもなんてー…でもすきぃ!とか大騒ぎすればいいと思います。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |