肝試し(いつでもそばに…)
「いいか。絶対に邪魔するなよ!」
「はぁい!イイ子でイルカ先生のステキなおしりを見守ります!!!…でもぉ…肝試しなんかより一緒に水中プレイの方が涼しく…」
「黙れ!子どもたちに気付かれたらどうするんだ!」
「見られちゃうなんて…!ど、どきどきしますね…!」
「脱・ぐ・なー!!!なんでそんなにしょっちゅう興奮できるんだ貴様は…!?」
「はい!イルカ先生が望むなら着衣プレイ大歓迎です!!!」
「黙れといったはずだ!いいからお前はそっちの白い浴衣でも着てフラフラ歩いて来い!!!気配は消せよ!」
「いいですけどー。でもこれ、イルカ先生が着たほうが似合いそうですよね!ち、乳首とか透けて…!」
「喚くのを止めないなら帰れ!折角の肝試しなのに騒がしくするなんて…!」
「ああんもう!た、の、し、み!深夜の逢瀬…!!!」
「ちっ!…いいからとっとと行ってこい!」
「はぁい!さっさと終わらせて、いちゃいちゃしましょうねー!!!」
「アホかー!!!…くそっ!もういない!逃げ足の速いやつだ!…こ、怖くなんかないぞ!」
「きゃー!」
「うわぁ!でたー!」
「ひい!」
「お、来たか。驚いてはいるみたいか?…この辺で火の玉でも…」
「逃げるぞ!」
「うん!」
「食らえ!」
「…なんだなんだ!?戦ってる!?…こっちに来る!」
「はぁはぁ…!」
「もうやだよー…!アレ絶対ホンモノだったって!」
「確かに…血まみれだったけどさ!先生の誰かだって!」
「滑るみたいに移動してたし、手から…血…っ!それにあんな銀髪の先生なんかいないよぅ…!目、目だって赤く光ってた…!」
「きっと変化だって!いいから、行こうぜ!」
「待って!こ、これ!」
「うわ…!ふ、服にも血が…!」
「やだ!もうやだ!急ごう!」
「うん!」
「…あの馬鹿…!」
「ふー!いい仕事しましたね!にしてもあれくらいで驚くなんて、戦場じゃやっていけないなぁ?」
「この駄犬が…!!!」
「…あれぇ?イルカ先生は脅かさないんですか?」
「馬鹿かお前は!確かにあいつらは忍の卵だけどな!まだ年少組なんだぞ!?」
「えー?でもぉ。俺が子どものころに先生がやってくれた肝試しってもっとえげつなかったですよ?」
「一体何されたんだ!?」
「えっと。ホンモノ?具体的に言うとその辺に転がってる…」
「…それ以上話すな!詳細は絶対に聞きたくない!…そんなことするから人格形成に影響が出たんじゃ…!?」
「じゃ、早速脱ぎますね!!!」
「何でそうなる!離せー!!!」
「静かな所でしっとりお外で…!!!燃えますね…!!!」
「墓場で盛るなんて貴様だけだー!!!んぅっ…!」
「いっただっきまーす!!!」
「やっ!馬鹿…っ!生徒たちに…!」
「はぁい!猿轡ですね…!!!ああんもう!!似合います…!!!」
「んー!?んー!!!」
「はい!勿論最高に気持ちよくなりましょうね!!!」
「んんー!!!」


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その後、アカデミーを肝試しにホンモノの幽霊が出たという噂が席捲したとかしないとか…!
血まみれだったり、うめき声だったり…!
暑いからってことにしておいてください!…ではでは!ご意見ご感想などお気軽にどうぞー!!!

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