決壊(いつでもそばに…)
「ああんもう!イルカ先生…っ!!!」
「うるさい黙れ!」
「だ、だって…もう俺、我慢が…!」
「…常に我慢できんヤツが今更騒ぐな!」
「お、お出かけ…!!!イルカ先生と二人っきり…!!!正に世界は…!うふふふふふふふ…!!!」
「ちっ!…いいか!増水した川の警備のために貴様はいるんだ!ちゃんと働け!邪魔するなよ!?」
「はい!水中プレイもいいですけど!それはやっぱりハネムーンの海で…!う、生まれたままの…!!!」
「妄想はいらん!ちゃんと警備しろ!決壊しそうな地点があったら土遁で補修して、罹災者がいたらすぐに救助…」
「はい!今正にイルカ先生への愛で俺の理性の堤防は結界寸前!愛に溺れています!」
「…もういい。帰れ。そもそも理性なんぞあったためしがないくせに…!」
「そ、そうですか…!俺に溺れたままでいろって言う…熱烈な口説き文句ですね…!!!あ…その愛が…!!!」
「どうしてもとしつこくしがみ付くから、しょうがなくつれて来てやったのに…!…まあいい。俺だけでも警備を続ける。貴様はとっとと家に帰って風呂でも沸かしておけ。」
「はぁい!もっちろーん!!!」
「…行ったか。…はぁ…。とりあえず、この辺りは問題ないか…。」
「お風呂プレイの前に嵐の中の情事プレイですよね!!!」
「ちっ!やはり足止めにもならなかったか…!…おい駄犬!仕事の邪魔をするなら二度と踏んでやらんし、風呂もなしだと言ったはずだ!これ以上ふざけるなら…」
「大丈夫です!俺の忍犬たちと影分身で点検して、危なそうな所も全部直しておきました!」
「そ、そうか。なら、まあ…」
「でもぉ…まだ、直せないところがあるんです…!」
「その気色の悪い話し方を止めろ!くそっ!一体どこだ!?里人に被害が出る前になんとかしておかないと…!とにかく案内を…」
「お、俺の色々がもうすっかり決壊して…ほら、もうこんなに…!」
「しまえー!!!そんなもん触らせるな!こんな天気なのにナニ出してやがる!?」
「治療にはイルカ先生の愛が必要って言うか…!イルカ先生のかわいい穴をふさぐのは土遁じゃなくて、俺の暴れん坊ですっていうか…!!!あ、でももちろん俺のが溢れてきちゃうくらいしましょうね!!!」
「…なんでそんなに異常に元気なんだ…!?大体昨日も散々…」
「そ、そうですね…!濡れて色々大胆なイルカ先生がステキです!」
「会話をする努力位して見せてくれ…!」
「レ、レインコートプレイ…!!!」
「…駄犬。俺は今すぐ風呂に入りたい。」
「はぁい!今すぐ!俺の腕の中で震えるイルカ先生も最高です…!!」
「外よりは、マシ、だよな…。…これは涙じゃない…ただの雨だ…!」
「お風呂プレイ…最高に気持ちよくなりましょうね…!」
「うう…っ!何でこんな目に…!」

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イルカ先生の魅力のせいで、うっかり嵐の中でプレイをしそこなったかもしれないと言う話?
上流で大雨降ると、下流がえらいこっちゃになるのはよくある話ですので、皆様もお気をつけ下さい…!
あ、因みに、やはり暑いので暴走してしまいましたってことで!ご意見ご感想などお気軽にどうぞー!!!

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