あ。いや、あはは!その。…ばれちゃいました? そうですね…いやかわいいです。そこは譲れません。断じて。 目、ああ最近時々痛むのか夜中に…撫でたりキスしたりするとふにゃって笑ってるんで、今のところは大丈夫そうですが、病院に…。 え?そうじゃない?…俺ですか!?いやまだ老眼とかでもないですよ?ちゃんと見えます。アスマ先生。お昼に学食のカレーコロッケ食べました?撞術なんて使えませんよ!髭に!あそこの衣ってほら、パン粉がでかくて…。 ええ、そうですそうです!うまいんですよ!水曜日だけカツがでるんですけど、そりゃもう! あ、はい。すみません。紅先生。…あ、あのう…なんで涙目になっていらっしゃるんですか…? なんでも、ない? いや辛い事は押さえ込んじゃ駄目です!別にどうして苦しいかなんて、言い辛ければ言わなくていいですから、溜め込まないようにアスマ先生に…。 え?なんでアスマ先生にって…あ、あれ?お二人ってそうじゃなかったんですか? 何の話だって…アスマ先生まで…あー…いえ、はい。なんでもありません。 笑顔がうさんくさいって失礼な!いたって普通です。確かにあの人みたいに顔がいいわけじゃないですけど。 …ありがとうございます。でもかわいいってどっちかっていうとあの…あ、はい。もう言いません。 話がそれましたね。確かに飲みに来てますよ?上忍の方と飲んじゃいけないって法律もないですよね? えへへ!そうそう!かわいいんです!すっごく!最初の頃なんてうちに上がるときなんて、なんでもないような顔しておっかなびっくり気配探ったり、周り中見回してましたもん!それがかわいくて…。 あ、最近ですか?うちに連れて来るでしょ?まあ自分からも来てくれるんですけど。 家に上がった途端ほわって気配が緩むんですよ。おまけににこにこ笑うし。 ご飯食べてるときなんてもうもう!たまらないかわいさ! これおいしいですねー?なんていっちゃって、もっと食べたそうにしてるのに、でもおかわりくださいとかいわないんです。 え?まさか!全部食べちゃったりなんて横暴な真似したことないですよ?おいしいからイルカ先生も食べましょ?なんていうんです。 だから俺の分半分上げるとびっくりするくせにほにゃって笑うんですよ。そりゃもうかわいくてかわいくてかわいくて…! でも申し訳なさそうな顔して、次のときに酒持ってきたりしちゃうんですよね…。あれはいただけない。酒は美味いですが。 まあ一緒に飲みたいって正直に言って一緒に飲んでもらってますけどね。 布団は…ま、まあその。…女性の前でなんてこといわせるんですか! よこしまな気持ちがなかったかといわれればウソですが、最初はそんな他意はなくてですね…。 あー…そうですね。 任務で出会ってから何年たったかなぁ…?あっちは全然覚えてないと思うんですけどね。 強いくせに危なっかしいからずーっと心配してたんですよ。最近やっと里に戻ってきたからこれはもう天の采配だと! へへ!絶対幸せにしますから!そこは心配しなくて…え?俺?俺はあの人がいれば幸せですよ? あ、どうしたんですか!?紅先生!ほらやっぱり無理しちゃ駄目ですって!アスマ先生!送って差し上げてください! い・い・か・ら!ほら!急いで! 「駄目だなありゃ…」 「イルカちゃんが…!くノ一のアイドルイルカちゃんが…!」 「まあその。…しょうがねぇ。なんにせろ茶でも飲もうぜ?」 「…そうね」 「ほらあの、アンコが騒いでたろ?なんとかっつー甘味処がどうとかって」 「そうね?ふふ…行きましょ?アスマのおごりなら」 「なっ!?…ったくしょうがねぇなぁ。行くか」 「…ウワバミとクマ、いなくなりましたか?」 「はい。不思議ですよね…自覚してないんですかね。お二人とも」 「あんなのほっとけばどうせくっつきますよ」 「そうですね。幸せそうですし」 「俺も!俺も幸せですよ?」 「あはは!…まあその、立場については納得してませんから」 「うっ!でも!イルカ先生のがかわいいから!そこは譲りませんよ!夜は猫だけどねー?」 「それが納得できないんです!なんでですか!」 「え?気持ちよかったでしょ?…だめだった…?」 「そ、そんなことは…!その顔は反則です!」 「ま、その辺はおいといて。帰りましょ?うちに」 「ふふ…そうですね?うちに!」 ********************************************************************************* 適当。 両思いにしてみた。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |