「ふー!結構大変でしたね…。」 「はは!沢山ありますから!今熟してるのだけでも、かご一杯採れましたね!」 「果樹園とかじゃなくて庭の木でも、こんなに生るものなんですねー!驚きました!」 「柿…嫌いだったりしますか?」 「いえ!その、あんまり熟してないものなら好きです!」 「じゃ、これ…かな?よいしょっと!…どうぞ!カカシさんのです。」 「え?これ…」 「もぎたてですからおいしいですよ!食後のデザートの方がよかったですか?」 「いえ!いただきます!」 「あ、皮剥きますね!」 「え!剥いて頂けるんですか!?」 「あれ?皮つきで食べるのがお好きなんですか?」 「いえ!全然全くそんなコトは!」 「じゃ、ちょっと待っててくださいね…」 「イ、イルカ先生が…イルカ先生が俺のために…!!!」 「はい。剥けましたよ!あーん。」 「えええ!はっはいっ!あーん!!!」 「美味しいですか?」 「はい!もっと!それこそかご一杯食べたいくらいです!」 「よかった!一杯採れちゃったんでどうやって食べようか迷ってたんです!」 「イルカ先生!もう一個!」 「はーい!あーん。」 「んー!おいしいです!」 「…それはよかった!」 ********************************************************************************* 農家なイルカ先生的効率よい柿の消費方法。 のこりは学校とかで配り、それに嫉妬する上忍を楽しむとか? …今年は柿が大量に生ったので…。 |