「さぁて!大体できたぞー!後は微調整と…プレゼントだよな!肝心の!」 「ふぅん?ナニが?」 「へへー!聞いて驚け!誕生日おめでとうマシン改に更に手を加えて…って!?なんでここにいるんだ!」 「えー?だって部屋から悲鳴とか歓声とか何かが割れる音とか零れる音とかしたから。ま、物音しなくても気配ですぐ分かるけどね」 「そうじゃなくて!任務は!?」 「終わらせたよー?ああそういえば、一応。ただいまー」 「おかえり!…ってそうじゃなくて!だって任務3日掛かるって…?でてったの今朝…」 「明日イルカが休みだしねぇ?何とかできたから。…へぇ?これ、この間のと何が違うの?」 「お!やっぱり気になるか!へへー!それはだな!より子ども向けな仕掛けを搭載!尚且つちょっとこう…どかーんとやりたかったから…」 「だからポップコーンが床に転がってるのね。で、ガチャガチャ言ってたのは…あれか」 「…部品まではじけ飛ぶなんて思わなかったんだ…」 「ま、いいけど。…で?どうしてそんなにうろたえてたの?」 「い、いやなんでも!なんでもないぞ!」 「…えーっと?ああ、これはまた凄いけど」 「あー!?こらー!みるなー!」 「へぇ?ま、これならアイツもよろこぶんじゃない?…ちょっとこのへんの飴だのチョコだのの発射装置は危険っぽいけど…あと同時にとびだしてこなくてもいいんじゃ…?あとジュースは噴射しちゃダメでしょ。びしょびしょ。掃除しないと」 「だ、だって!色々一杯の方が嬉しいだろ!どかーんとだな!あとそれ返せ!」 「はいはい。…あらら?二枚目もあるの?」 「わー!?ダメだ!見るなー!」 「…来年のカカシ専用誕生日おめでとうマシン(仮)…!」 「忘れろ!今すぐ!」 「はいはい。暴れないの。中身はともかく…こんなの考えてくれちゃってたのね」 「うわぁっ!?なんだなんだ!?離せー!返せー!」 「無理。こーんなかわいいことしてくれるんだもんねぇ?」 「無理じゃない!だってお祝いなのにあんなのは納得いかないだろ!もっとこう…どかーんと!」 「なすとサンマの大砲もイチャパラ音読もいらないよー?…っていうか、そもそもイチャパラなんて読んだら大変なコトになるんじゃないの?」 「いっぺんに読めないけど、ちょこっとずつならイけるかもしれないじゃないか!そしたらそれとり溜めて…!」 「終わる頃には貧血で倒れてるしょうが。そんなコトしなくても十分その気になるから大丈夫よ?」 「お祝いなんだから好きなモノが一杯じゃないと…!え?その気?」 「んー?ま、来年も楽しみにしてるね?」 「うぅ…!また何か新たなアイデアを…!」 「悩んでるのもかわいいねぇ」 「でもその前にナルトのお祝いだな!」 「そうね。お祝い、一緒に考えないとね?」 「そうだ!もうちょっとで誕生日だからな!…とりあえず降ろせ!」 「一応食事の用意できてたんだけど、その前に食べたい物ができちゃったし、後でいよね?」 「あ!そういやいい匂いが…!ひょっとして…!肉か!肉なんだな!」 「ん、キラキラしてるねぇ?ああでも、安心して?後で温めなおすから」 「おわっ!なんで?布団?え?え?」 「とりあえず…いっぱい気持ちよくなってねー?」 「んぁっ…!?え…?あぁ…っ!」 「これ作ってたせいでここんとこ出来なかったし…今日は一杯付き合ってもらおうっと」 ****** 「うぅぅぅ…」 「はい。あーん」 「んぐ!?…あ、美味い…!なんだこれとろっとろで…ふんわりで…!」 「ビーフシチュー。最近冷えるから。ついでにハンバーグも入れといたよ?」 「美味い…!野菜もなんか味がしみこんでて…!」 「一杯食べてねー?今日お休みでしょ?」 「え?あ!そうだった!食ったら色々がんばるぞー!ナルトのプレゼントも考えないとな!」 「そうね?…選ぶの手伝って、その後がいいかなー?」 「こっちのパンもふわっふわっで…!」 「色々計画するのも楽しいかもねぇ…?ふふ…!」 ********************************************************************************* かぼちゃのてんぷらー! で、連れ子はまだちょこっと遠慮モードなのでこれから父ちゃんもどきの奮闘とか黒上忍の暴走とか…色々! ではではー!なにかしらつっこみだのご感想だの御気軽にどうぞー! |