「いやーできちゃうもんですね」 「ホントですね…!うおお!すげぇ!里が真っ白…じゃねぇ!ど、どどどどうしましょう!?里が!雪まみれに!」 「あー…そういやどうしましょうね?はは!そこまで考えてませんでしたねぇ?」 「ちょっ!カカシさん!笑ってる場合ですか!いや俺も同罪ですが!雪景色は綺麗ですが!皆大騒ぎしてますよ!?」 「ま、その内落ち着くんじゃない?」 「いや無理でしょうが!この状況で原因突き止めようとしない訳がない…ってことは、もしかしなくても査問が…!」 「涼しくて便利ですよね。農地にさえ気をつければ、納涼祭のときにでも使ってみたいかも」 「うぅ…!昨日できそうな気がしてたけど!ついつい議論も白熱したけど!まさかこんな大規模に降っちまうなんて…!」 「二人で一つの術を発動するって発想が良いヒントになりましたね。やー体の相性も性格もぴったりですけど、まさかチャクラまでとはねぇ?運命ですね」 「シモネタはやめなさい」「 「…はい。せんせの真顔怖い」 「あー、にしてもナルトもそういやそんなこといってましたね。どうしたらいいんだ…。潔く出頭するのは当然として、これ一気に溶かしちまうと市街地が水没しちまうか…!?」 「んー。ま、とりあえず放っておいても数時間ってとこでしょ。うすーく積もっただけだし。納涼企画ってことで押し切ればいいんじゃない?」 「そういう問題ですか!」 「だって俺、今最高権力者だし?」 「あ」 「…イルカせんせはさ、俺が一応火影だっての、すーぐ忘れちゃうよね」 「そ、そんなことは…!ただちょっとだけその!だってカカシさんはカカシさんじゃないですか!」 「ん。そーいうとこも好きだけどね」 「こ、こら!往来でキス禁止!」 「みんな雪ばっかり見てるから大丈夫ですよ。だから…ね?」 「んぁ!こ、こら!やめんか!なにすんだ!」 「えー?いいじゃない。昨日もイルカせんせが楽しそうに術の開発してるからついつい手伝っちゃったせいで、全然いちゃいちゃできなかったんだもん」 「うっ!それはその…。俺も配慮が足らなかったかもしれませんが!久しぶりにアンタがいて、飯もいっしょに食えたし、話してるのが楽しかったんです!」 「はいはい。怒らないの。それに泣かないで?」 「うぅ…!俺は…!アンタになにもしてやれなかったし、里にも迷惑をかけちまったし、こうなったら責任…!」 「おいしーご飯作ってくれたじゃない?一緒にいてくれたし、褒めてくれたし、楽しそうだったし?」 「え…?や、それは当たり前でしょうが。アンタ疲れてるんだから」 「もー!そういうとこもめろめろだけど、駄目でしょ!今日は休んでもらおうと思って連れ出したのに!」 「いやでもこの状況じゃ里の防衛のためにも…」 「いーからほら。ちゅーして?それからおうち帰ってご飯食べていちゃいちゃして、ご飯食べてからまたいちゃいちゃしよ?」 「うっ…!いやでも!」 「久しぶりのお休みなんだもん。一緒にいてよ」 「アンタの仕事は?」 「片付けましたよ?」 「…アンタの場合は本当だからたちが悪い。こんなことのために無理するんじゃねぇよ」 「えー?だってむしろそれが一番大事でしょ?」 「そ、そうなんですか?」 「ね、帰ろ?」 「…そう、ですね。なんか楽しそうだしな。みんな」 「ね、お風呂入りたい?そのまましていーい?それともお風呂場でスル?」 「アンタなんでそっち方面だと馬鹿になるんですかね…って、まあ俺のせいでもありますし、帰りますよ!」 「はーい!」 ******************************************************************************** 適当。 暑い_Σ(:|3」 ∠)_ 。 |