「コガネ!今日はおかわりだ!」 「なぁお?」 「それはお手!今日はこっち。」 「なぁ。」 「そうそう!やっぱりコガネは賢いなぁ!」 「んなぁおう!ごろごろごろごろごろ…」 「楽しそうね。イルカ。」 「スゴイっす!うみの中忍…!自分、今まで一度もあんなこと…うぅっ!」 「泣くな。うっとおしい。…それ以前にお前あんなことより教えることがあるだろうが?…一応アレも忍猫なんだろう?」 「え?術は使えますよ?」 「ちょっと何それ…!?聞いてないんだけど!」 「え?だって、俺の忍猫ですから!因みに火遁がわりと得意です!焚き火しながら温まってたりします!でも水遁はぬれるから怒ります!風遁は…落ち葉とかでじゃれちゃうし…。」 「お前…どこまで主人扱いされてないのよ…。」 「コガネは賢いんです!!!」 「…大丈夫なのそれで?それに…じゃあなんであんなこと?」 「楽しいでしょう!お手ですよ!おかわりですよ!!!」 「はぁ…もういいから、持って帰りなさいよ。」 「はい!おーい!コガネー!俺にもおかわり…いやお手だけでも!!!」 「あ、おかえりなさい!コガネー。ご主人様のお迎えだぞ?」 「な。」 「コガネー!!!俺たち最高の相棒だよな!!!」 「うな。」 「ああ!待ってくれー!!!」 「楽しそうですね!コガネ!」 「…あんなにおちょくり甲斐のある相手だとそりゃね…。」 「よし!今度は…おまわりかな!」 「イルカ…そろそろ術とかにしてあげて…。」 「そうですね!おまわりと伏せ覚えたら、変化の術でも…」 「…だからどうして犬の芸を…ま、いいか。かわいいから。」 「あ!そうだ!もうこんな時間!ご飯…」 「今日は、俺が作るから。あと、コガネは火遁がとく…向いてそうだから、今度教えてあげたら?」 「そうなんですか!すごいなぁ!妖精さんはそんなコトも分かるんですね!!!早速伏せの後にでも教えてあげよう!」 「あー…そうね。あ、今日はリゾットだから。」 「おいしそう!」 「じゃ、ちょっと待っててねー。」 「はい!!!」 「…俺もなんか教えてやるかな…。」 ********************************************************************************* ぬこ続きにしてみました! 火遁使いのぬこはそこそこ強くなりつつありますが、お母さん(イルカてんてー)に褒めて欲しいので、 そんなところはおくびにも出さずにかわいいにゃんこをやっております。 ご主人様も好きだけど、お母さんも大好きなコガネと、おちょくられるご主人様の話でお送りしました…。 |