「うー?んー?帰ったぞお!」 「わっ!イルカせんせ!おかえりなさ…って!なんでこんなにべろんべろんになるまで飲んだんですか!」 「酒はまああんまりうまくなかったけど、飯が美味かった!」 「ろれつ回ってないし…。言わんこっちゃない!」 「うへへ!んー?」 「な、なんですか?風呂…は恐いから後で拭いてあげますから、まずはベスト脱いでアンダー」 「あははははは!ようっし!脱げー!」 「わっちょっと!なにすんの!落ち着いて!脱ぐのはイルカせんせでしょ!?」 「あー?なんだ?やんのか?おお?ふわっふわの髪しやがって!アカデミーのうさぎより手触りがいいくせに!」 「イルカせんせ!正気に戻って!今水持って…わぁっ!」 「あー白いなぁ。腹。ん?うお!すべすべー!」 「やっ!ちょ、ちょっとまって!ホントに!駄目ですって!」 「鎖帷子いいなぁこれ。軽い!目も細かいヤツだ!へー?」 「あー…その、欲しかったらいくらでも差し上げますから!ね?」 「おおお!ちくび!ピンク色!」 「や!あの!ちょっ!駄目だって!」 「んー?下の毛何色かなぁ?」 「きゃー!」 「おお!銀色…!」 「感動されても!どこみてんのもう!」 「きゃーって…あ、なんかときめいた」 「ああああもう!知らない!覚悟決めたってことですよね?後で泣いたって喚いたって知りませんから!」 「…ん」 「へ?今、うなずい、た?」 「う、うううううるせぇ!さあ!どんと来い!」 「まさか…アンタ酔っ払ってれば怖くないとか考えたんじゃ…?」 「黙れ!どうすんだ!下の毛銀色!上の毛ふわっふわだしすね毛も薄いし…俺なんか朝そったってひげも生えれば下の毛黒いし…」 「黒い髪も好きですよ。下の毛は…まあその、興味はありますから追々…」 「見ます?」 「わー!ちょちょちょちょ!待ちなさい!アンタこっちの理性がどんな状態かくらいわかるでしょうが!同じ男なら!」 「…黒い…」 「そんなとこで落ち込まれても…!あー…くそ!」 「うお!なにすんですか!」 「黙んなさい!煽ったアンタが責任取ってよ!」 「…はい」 「っ…!どこの乙女なの!もう!もう!かわいいし色っぽいし!」 「え!ホントですか!」 「喜んでどうすんの…。変な事気にするんだからもう!俺はアナタの凛々しいところとか男前なところとか、意外と繊細なところとかも全部大好きですから、心配しなくていいんですよ?」 「うぅー!好きだ!」 「あー…もう、いいよね?俺がんばったよね?」 「ふえ?」 「いただきます!」 「んぁ!」 ***** 「えーっと、その、うぅぅぅぅ」 「はいはい。早く布団からでてきなさいよ」 「申し訳が!あわせる顔が…!」 「さっきまで散々いっぱい見ましたよー?イイ顔してくれて嬉しかったです。男相手に自信なかったし」 「そ、その!俺は…なんかわけわかんねぇくらい気持ちよくて…」 「はいうそー。…ごめんなさい。途中大分トチ狂ってたから痛かったんじゃないの?」 「うっ!でもその!なんていうか、カカシさんだなーって。なんかこう。胸がぎゅーっとなったっつーか…」 「ああああもう!これ以上しちゃったら大変なんだから駄目でしょ!そんなこと言って!」 「え?もう、しないんですか…?」 「そうじゃなくて!毎日だってしたいし、今すぐしたいけど、ごはん食べて仕事あるんでしょ?」 「あ、その。実は今日は休みを」 「…!覚悟決めてくれてたんだ」 「うー!その!断られて泣いても誰にも知られたくないし!」 「どうしよ。ってことは…いーい?」 「へ?え?ぁん!うわわわわ!今のは!俺の声じゃ!」 「はいはい。…ねぇ。好きですよ?もっと俺のこと信じてね?ま、とりあえず体から」 「んぁ!…うー…俺だって好きです!」 「うん!あーもう…幸せ!」 ******************************************************************************** 適当。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |