「ご依頼内容の確認ですが…任務のご依頼は以上で…」 「ああ、所で、君の名前はなんていうんだね?」 「うみのと申します。」 「忍というのは、色々いるんだねぇ。もっとこうゴツイのかと…」 「はは!まぁ俺も結構デカイ方ですが、色々とその忍によって違いますから。」 「ふぅん。そういえば君の手は…うっあ…!」 「ちょっと!!!大丈夫ですか!?…何やってんだアンタは!!!」 「…セクハラ親父よけ。」 「依頼主になんてことするんだ!!!」 「もう寝てるよ。」 「ふざけるな!!!」 「アンタが無駄に愛想ふりまくからでしょ?アカデミーのガキと受付は許すけど、勝手に他のにかまうのは駄目。」 「仕事だ!アンタの任務と一緒なんだぞ?」 「だから?」 「…だからっ!アンタは任務の邪魔されたらどうするんだよ!」 「殺す。かな?」 「だから、アンタも同じことしてんじゃねぇか!…ちょっと待て!何で殺すなんて!?」 「邪魔なら殺すでしょ?敵ってことなんだから。…依頼人なら…。まあ適当に黙らせるかな?」 「…はぁ…。いいですか!今度邪魔したら俺は家出ますから!!!」 「駄目。家出てくっていうなら、俺が着いてく。」 「ああもう!アンタはどうしてそういう!」 「いいじゃない。アンタ今日残業してるんだし」 「ふざけんな!」 「っ!……俺が帰ってきたのに家にいなかったくせに…。」 「…うっ…。」 「帰ってきたらご馳走とか言ってたくせに…」 「それは!…アンタが任務行かないとか言い出すから…!」 「だって任務期間長かったし。アンタがまた俺のいない間に他のと…」 「し・ご・と・だ!!!くっ付くな!重い!!!」 「酷いなー…約束破って…。」 「いいですか!二度と依頼人に変なことしないって約束するならこのまま帰ります!出来ないなら俺は…このままココで徹夜します!!!」 「じゃ、俺もココにいる。」 「駄目です。アンタは任務帰りなんだからちゃんと家で休みなさい!」 「…もし、アンタに変なことしようとしてたら、俺は止める。だから約束は出来ない。」 「…だから!実力行使に出る前に、俺に言いなさい!!!」 「分かった。じゃ、帰ろう。」 「うわっ!」 「約束、守ってね。」 「〜っ!しょうがねぇ…けどな!次はないですからね!!!」 「うん。」 ********************************************************************************* 結局甘えん坊。 いじめっ子のご投票があったので増量!してみました。 まあ出来はいつもどおりアレですが…。 |