アイス（かぼちゃのてんぷら）

「ただいまー。」
「うぅ！？」
「…アンタまた！」
「アイスくらいイイじゃないか！」
「駄目に決まってるでしょうが？そればっかり食べるんだから！あ、でも一応俺が用意してったご飯は食べたのね？」
「…もったいないからだ…！べ、別にお前が作っててくれたからじゃ…」
「そう拗ねないの。任務、寂しかった？」
「寂しくなんか…ない！一人でも何でもできるんだ！だから…別に…！」
「そ、じゃ、お風呂はいろっか。汗が目から零れてるもんねぇ？」
「うぅ…！」
「ああ、アイス。まだちょっと残ってるか。一口ちょうだい。」
「あぁ！？俺のアイス！」
「あま…。ま、こういうのが好きならもっとイイの買ってきてあげるから、もう俺がいない間食べ過ぎちゃ駄目だからね？」
「…わかった…。」
「ふふ…ほら。もっとくっ付いてもいいけど。お風呂入ってからのがイイでしょ？」
「アイス。絶対だからな！」
「そうね。今度買って来る。絶対ね？」
「そうだ！絶対だからな！俺のアイス食ったんだから！…だから…怪我とかしてくるな…！」
「ああ、これ？大丈夫。大げさだけどかすり傷だから。」
「風呂はいる！ウソついてもすぐ分かるんだぞ！」
「はいはい。ほら、行くよ。」
「…行く！」
「かわいいったらないね。もう！」
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「ほらね？大丈夫だったでしょ？」
「大丈夫じゃない…！歩けない…！ビール飲みたかったのに…！」
「アイス食べたから止めときなさい。太るよ？」
「うぅー！のど乾いたのに！お前のせいだ！」
「ほら、麦茶にしときなさい。」
「んぐ！…ふぅ…美味い！」
「はい。もう一杯！」
「おお！んぐんぐ…！」
「まだ一回だけだしねー？脱水起さないようにしっかり飲んどいてもらわないと。」
「麦茶…美味い！何でだ？！昼飲んだときは味がしなかったのに…！そういえばアイスもいきなり美味くなった気が…！」
「…暗部、止めようかなー？抜けさせてくれるかわかんないけど。」
「ん？どうした？何かあったのか？苛められたのか？俺が怒ってやるぞ！」
「…里に、いないと。アンタが心配。」
「なんだとう！俺は…俺はちゃんと働いてるし！飯だって作れる！あんまり上手くないけど…！」
「そうね。…もう一杯飲んどく？」
「飲む！」
「…心配、だよねぇ…？」

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イルカてんてーは一生懸命に生きている…はず！
でも危なっかしいのでカカチは不安に狩られていたり…。
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