「あー…今日もあっちいなぁ…」 「俺なんてホントは今日休みだったんだぞ!文句言うな!」 「あ、そういやさ。…アレ、大丈夫なのかよ」 「大丈夫も何も…しょうがないだろ…。俺だっていやだよ。あの人怒らせたら怖いだろ…」 「任務だって言って理解してくれるような人じゃないもんな…」 「ホントにな…」 「…!お、おい!ヤバい!」 「え、何がだよ?」 「あ、あれ!」 「ひっ!まさかもう…!?」 「ねぇ。イルカは?」 「イ、イルカは今…その!」 「ここにも、いない。ってことは任務…?」 「ひいいい!さ、殺気が…!」 「はたけ上忍!た、確かにイルカは今日受け付けのはずでしたが、指名任務で…で、でもすぐにもど…ひいっ!」 「ふぅん?またなの…?」 「あ、あの、三代目とお知りあいだとかで断れなくて…」 「…あーあ。ま、いっか」 「へ?」 「あ、あのー?」 「迎えにいけばいいだけだし」 「わー!?やっぱり!?」 「はたけ上忍!落ち着いて…くっ!」 「行っちまった…」 「火影さまに報告…!」 「要らぬわ。あの戯け者め」 「三代目…!」 「アヤツはまだ報告書を提出しておらん。…つまり正式にはまだ里にも戻っておらんということじゃ」 「…!はい!」 「苦労をかけるが、どうしても先方がイルカを希望してのう…。あの馬鹿者を抜け忍にする訳にもいかんのでなぁ…」 「いえ、それはいいんです!」 「俺たちはイルカが心配で…!」 「休みを纏めてくれてやるわい。アヤツが抜けた分は、未だに暗部を抜けたアヤツにたよりきりな連中にでもおしつけてやろう」 「え!?」 「さて、あの戯け者が帰るまで、茶でも飲んでおくとするのう」 「さ、三代目―…!?」 「暗部、来ちゃうのか…!?」 「「イルカー早く帰ってきてくれー…!」」 ********************************************************************************* いじめっ子。 ひそかに被害をこうむり続けているとかいないとか。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |