「今年はまた一段と凄いな!カキ氷マシンなんちゃら!!」 「へへ!そうだろそうだろ!カキ氷マシン5号改のパワーとスピードは従来型とは一線を画し…」 「コレ作るの大変だったろ?ふわっふわでうまい!」 「まぁな!でもほら、開発には困難が…」 「…上忍だもんなぁ…相手は」 「しかもあの人だろ?」 「ふえ?」 「で、お前どれくらい試食っていうか…カキ氷食っちゃったんだ?」 「もしまだばれてなさそうなら謝っとけよ?」 「え?え?」 「イルカだもんなぁ…。これだけの仕掛け作るって言ったら相当食ってるだろ?」 「今のところ顔色は悪くなってないけど、ここんとこちょっとよろよろしてたもんな?」 「こ、今回はちゃんと…!」 「無理、すんなよ?」 「ほら、栄養状態には気をつけてくれって頼まれてるし」 「無理なんて…!」 「ちゃんと弁当食えよ!」 「カキ氷は…まあコレだけ暑いし、3杯位までならゆるしてもらえるんじゃないか?」 「あ!それなら大丈夫だ!一日3杯までならって!」 「お前どうせ家で食うだろ?」 「そうだそうだ!イルカだしなぁ?」 「うっ!で、でもアイスとカキ氷は別腹…!」 「冷たいものの取りすぎはだめよー?」 「うわぁっ!?」 「あ、はたけ上忍!」 「イルカはまだ皆に食わせてるだけで一杯も食べてないですよ!大丈夫です」 「あらそ?一応…学習してくれたみたい?」 「んんっ!さ、さわんな!変になる…!」 「わー!?わー!?はたけ上忍!ここ受付です!」 「イルカ!ほらこっち!こっちこい!そんで…えーっとえーっと!?会議室!」 「あら、ありがと」 「ふぁ、あ…っ!」 「早くドア閉めろ!」 「うりゃ!…ふぅ…!」 「どうする?」 「しばらくそっとしとこうぜ…」 「そうだな。…昼休み終わる前に一応声だけかけるか」 「最近イルカが妙につやつやしてるのって…」 「カキ氷我慢したせいじゃないんだろうなぁ…」 ********************************************************************************* かぼちゃのてんぷら。 今年も美味しく頂かれる中忍だったという…。 ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ! |