「ふふふ…。」 うごけない。 「だってカカシさんがほしかったんです。」 足に術印とほそいほそい華奢な鎖。鎖だけなら簡単に砕けそうだが、中忍のイルカがやったとは思えないほど入念に術が かけられており、コレを解くのは上忍でも手間取るだろう。まして、術印まで。 「ふふ。ずっと。こうしたかった。」 イルカ先生が本当に嬉しそうに無邪気に微笑む。…そして、そのまま強く強く抱きしめられた。 「これで、おれのもの。」 バカだなあ。言ってくれれば良かったのに…。 「俺はずっと…アナタのものでしたよ…?」 ***** 「で、こんなイルカ先生を初夢に見られた今年は最高ってことで。もう俺を束縛したいなんてイルカ先生大胆―!」 「勝手に人を変質者にするなー!!!あと尻を揉むんじゃねぇ!!!服も着ろ!!!」 「あ、もちろん逆でもいいんですよ?」 「断る!!!いい加減離れろ!!!」 「おっと!…もう!照れてるんでねー!…わっかりました!俺が先に監禁して差し上げます!!!」 「いらんわー!!!ふざけるなっ!!!」 「大丈夫ですよー。もう鎖も術もついでに素敵なお薬もいろいろ準備してあります!!!!!」 「おい駄犬!っていうか無駄に上忍!何やってんだよ!!!さっきから式が来まくってんじゃねぇか! いいからその変なもんは捨ててさっさと任務行きやがれ!!!」 「ちぇーっ。じゃ、また今度!!!その時はいっしょに楽しみましょうねー!!!」 「知るか!…ふー。やっと行ったか。廃棄しとかないと…コレ。」 「もちろん鎖と一緒に首輪もつけますねー!!!」 「ぎゃー!!!抱きつくなー!!!…さっさと…行ってこーい!!!」 「はあい!!!まあ後でー!!!」 「正月くらい平和に過ごしたかったのに…!!!」 ********************************************************************************* 初夢はやはりこうでなくては…!!!←変態。 という訳で、監禁プレイをもくろむ変態と断固戦うイルカ先生。 その後、監禁プレイから逃れるためには自分が変態を監禁するしかないと思いつめる所 (因みに面倒なので大きめな段ボール箱に変態を食糧ごと詰めちゃおうとか…。)まで 考えましたがいくらなんでもニーズが心配になったので、ここらでやめておきます…。 ご希望があれば書きますが! ではでは…今後とも宜しくお願い致します! |