「ただいまー…」 「ん。おかえり」 「カカシ!え?なんで!」 「さぁな」 「あのさ、ごめんなさい…」 「なにが?」 「…怪我、した。ちゃんとしてなかったせいで。だから、ごめん」 「クソガキ」 「なんだよ!バカカシ!」 「お前のせいで…!」 「俺の、せい?また怪我したの?まさか、それでお休みなの!?」 「ちょっ!なにすんの!違う!脱がすんじゃない!」 「怪我してないって、本当か!?」 「違うっていってんでしょうが!」 「だって、お前隠すじゃん!でもあれ?においしない?」 「怪我なんかしーまーせーんー。俺は禁術盗み見して怪我するような無鉄砲な下忍と違って強いんで!」 「…うー…!」 「はっ!泣けばいいと思ってんの?」 「ハロウィン!準備できたんだ」 「は?だからなに?そのせいで俺は…!」 「ちゃんと、作った。だから着ろ」 「ちょっと!なにすんの!」 「ちょうど脱いでるんだからいいだろ?着て見せろ!」 「チッ!…って、ああ、一応完成してる?ま、縫い目もそこそこじゃない?」 「こないだのおっちゃんからかぼちゃも届いたし、ちゃんとちょうちんにしたぞ!」 「ちょっと!?なに勝手に住所とか教えてんの!馬鹿じゃないの!」 「爺ちゃん宛に送ってもらったもん!大丈夫!」 「…そういうとこは一応ちゃんとしてる…って、ま、あの女の息子だもんね」 「袖とか、大丈夫か?直せるとこは直したいから、ちょっと着て立って見て?」 「めんどくさ。ま、いいけど」 「えーっと。袖も足りる。丈も足りる。よかった!大丈夫そうだな!」 「あ。そ。で?」 「ハロウィン。爺ちゃんが着ていいよって。カカシも連れておいでって言われたんだ!だから一番最初に行こうな?」 「はー…。そーね。一件目だけ付き合ってやるから、後は自分でなんとかしな」 「へへ!ハロウィン。楽しみだ!」 「あーあーそーですかー。…はぁ」 ******************************************************************************** 適当。 はろいんはろいん。あしたでおしまい。 ご意見ご感想お気軽にどうぞ。 |