はろいん13(適当)



「ってことなんで、次の任務も下さい」
「…目がすわっとるぞカカシ」
「生まれつきです。いいからください。っつーかあんな手のかかるガキのお守り押し付けたくせに、勤労に励もうっていう忍の鑑になんか文句でもあるんですか?」
「ふん。あるに決まっとるわ。まだまだ青いのう?」
「青い?はっ!そりゃあのクソガキのことでしょ?早速修行だなんだって騒いだ挙句に怪我してきやがって!馬鹿なんじゃないの?」
「アヤツは無鉄砲じゃからのう…。して、お主はどうじゃ?」
「怪我なんかしてませんよ?とーぜんでしょ?アレと俺とは…違う」
「任務の間に規定の休暇もとっとらんじゃろうが」
「休暇なんかいりません。大した任務じゃない。俺はまだやれる」
「そうさな。お主はできようて。じゃが、部下の疲弊にも気付かぬようでは、のう?」
「っ!でも!あのクソガキが!俺を守るんだとかなんだとか明後日なこと…!」
「心配しとるんじゃろ」
「俺を?あのクソガキが?下忍のくせに?馬鹿なんじゃないですか?」
「じゃからお主もな」
「火影様!」
「そんな状態で任務に出せるか馬鹿者。頭を冷やして来い。ちょうどアレも近いことじゃしの」
「なぜですか!先の任務も問題なく遂行したはずです」
「それと規定違反をおかすことになんの関係があるんじゃ?」
「っ!それは!今までだってそんなのよくあっ…」
「上忍はたけカカシ。5日間の謹慎、とでもいえば納得できるか?」
「謹慎…!?なぜですか!」
「お主の言う、たかが下忍を黙らせるのに、部下を疲弊させるでないわ。もそっと冷静にならんか」
「…なら、単独で行きます」
「ならん。そのような煮え立った頭でなにが出来る?」
「煮え立ってなんかいません!俺なら戦える!弱くなんかない…!」
「下忍とくらぶればそうじゃろうなぁ。じゃが、今のお前ではあの子に勝てぬ」
「は?そんなわけないでしょ!」
「理解できんのが青いというとるんじゃ。無駄話をする気はない。今なら選ばせてやれるぞ?休暇か、それとも謹慎か」
「チッ!…休暇、とります。とりゃいいんでしょ。馬鹿馬鹿しい」
「もうすぐ、はろうぃんの祭じゃろ?」
「そうです、けど」
「ならばちょうどよかろうて。…話は以上じゃ。さっさと家に帰ってしっかり体を休めてこい」
「くそ!ハロウィンなんざクソ食らえ」
「…あいかわらずじゃのう…。さて、次はイルカか…」



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適当。
はろいんはろいん。じいちゃん子育て(陰謀風味)奮闘中。
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