「できた!」 「ただいまー。…ソレ何?」 「やっぱり妖精さんがいいかなって!!!」 「えーっと。何で?」 「ハロウィンだから!」 「あー…そっか。でもね。イルカ。」 「はい!なんですか?」 「妖精が妖精の格好したら仮装じゃないと思うんだけど。」 「ああ!そうか…!!!」 「だからね。この緑色のひらひらした服はイルカが着たらいいんじゃない?イルカの方が似合うと思うし。」 「そうですね…。…でもカカシさんは…?」 「俺は…」 「吸血鬼かなぁ?でも…狼男にミイラ男…あとはなんだろう?」 「強制参加なのね…。」 「どうせならカッコイイのがいいですよね!この服みたいに!」 「これ、カッコイイ?」 「はい!」 「因みにイルカは何着るつもりだったの?」 「俺は…毎年シーツかぶっておばけです!」 「…じゃあさ、イルカは妖精さんだから俺はそれやろうかな?」 「駄目です!カッコイイのがいいから…うーん?」 「ま、何でもいいけど…。」 「お化けのお祭だから本物も混じってるって聞いたことあるんです!カカシさんのお友達とかも来るんですか?」 「あー…忙しいから無理かな?」 「そうですか…。」 「イルカには俺がいるから…俺だけじゃ、駄目?」 「そんなことないです!」 「なら良かった。…ハロウィンか…。」 「楽しみですね!」 「そうね。」 「頑張って作るぞ!」 「程々でいいから、それよりも…」 「なんですか?」 「俺のことかまってね?」 「…はい!」 ***** 「凄く似合ってる…!かぼちゃのお面カッコイイです!」 「…まあイルカがいいならいいんだけどね…。これって?」 「かぼちゃ大王です!」 「そう…。」 「えへへ!楽しいな!」 「なら、良かった…。」 ********************************************************************************* ハロウィンネタにてこっそり妖精さん。 イルカてんてーの妖精姿可愛さに自分の格好がどうでもよくなったカカチでしたとさ |