「おばーけーだーぞー!!!」 「わ!イルカ先生!なんですか!?」 「ハロウィンだからアカデミーでパーティーやったんですよ!!!折角だから脅かそうかと…でも驚かなかった…。」 「ああ!ごめんなさい!!!…でも!俺にはどんな姿をしていても、イルカ先生だってわかっちゃうから…。」 「…え…?」 「俺は…イルカ先生ならどんな姿でも…!」 「なんて出来たよめさんなんだ…!」 「だから…どんな格好でも大丈夫なんです!!!…早速試してみますか?」 「俺は自分のよめさんを疑うようなことはしません!」 「そうですね…!嬉しい!」 「かわいいなー…!」 「…でもシーツ被っただけより…」 「え?」 「その…おばけがかわいくてびっくりしたでしょうね!アカデミー生も!」 「かわいくないはず!!!だってほら!口とか真っ赤に塗ったし!部屋暗くして声も怖い声にしたし!」 「ちなみに、どうしてその格好にしたんですか?」 「…怖いの嫌いだから…」 「じゃあ、今日は俺がずっとくっついてますから!お化けなんかに負けませんよ!!!」 「うー…お願いします…。」 「任せてください!ちゃんと怖くなくなる方法も知ってますから!!!」 「うちのよめはしっかりしてて、たのもしいなぁ…!」 ***** 「あ、あれ?あっ…!」 「ずーっとこうやってくっ付いてましょうね!!!」 「え、え?ちょっ!?」 「怖いのなんかどっかとんでっちゃいますから!!!」 「うあっ…!」 「かわいいおばけは食べちゃいます!」 「あ、んっ!」 ***** 「怖くなかったでしょ?」 「たしかに…?」 「今度は俺も一緒に仮装しようっと!」 「うぅぅ…」 ********************************************************************************* ハロウィンネタにてよめですよ! おばけはどっちだったんだろう…? |