「イルカせんせ!お誕生日おめでとうございます!お待たせしちゃってごめんなさい!」 「そんな!俺がちょっとかえるの早かっただけで!…それにしても…えへへ!ごちそうが一杯だなぁ!酒も美味そうだ!」 「でも、本当にコレだけで良かったんですか?俺、旅行とか、それに他にも色々考えてたのに…。」 「よめさんと一緒に美味いもの食って、ゆっくり風呂にでも入って…それから一緒に寝られるなんて最高です!…変な贅沢よりずっと、俺は幸せだから。」 「イ、イルカ先生…っ!」 「ああ、泣かないで。綺麗な目が溶けちゃったらどうするんですか!」 「も、もう!イルカ先生ったら…!」 「さ、折角のご馳走だから、冷めない内に食べないと!」 「こっちはイルカ先生が麺類が好きだから、にゅうめんにしてみました!白醤油仕立て生麩入りです!こっちのお膳は…色々今の旬に合わせてそろえてみました!ご飯もありますから、沢山食べてくださいね!」 「美味そうだなぁ!…俺、カカシと結婚できて、凄く幸せです!」 「俺も…凄くすごく幸せです…!」 「ふ、普段は照れちゃって中々言えないけど…いつも、だ、大好きだって思って…!」 「ああもう…!でも我慢…!」 「いつもありがとう…!」 「イルカ先生の誕生日なのに、俺がお祝いされてるみたいじゃないですか…!もう!やっぱりもっとちゃんと…!」 「あー…実は、その、…もうすぐ結婚記念日だから…!」 「え!あ、そうだ!そういえば!…ドレ…いやその!」 「だから、俺の薄給じゃそんなにいいところには連れて行って上げられないけど、一緒に旅行しようかなって。今回のお祝いより、そっちの方で行きたかったから…」 「嬉しい…!でも俺ならお金は気にしないで…」 「よめさんにたかってどうするんですか!ちゃんと俺が…」 「でも!二人のお祝いですから!今からすっごく楽しみです…!」 「えへへ!実はもうお休みは申請してあるんです!俺のお休みだけじゃなくて、ちゃんとカカシのも!…じいちゃ…三代目にもうごねさせたりしませんから!」 「イルカ先生…カッコイイです…!」 「あ、その…えっと、ご飯、食べましょう?」 「真っ赤になっちゃって…かわいいんだからもう!」 ***** 「美味しかったなぁ!ありがとう!」 「俺の方こそ!喜んでもらえて凄く嬉しいです!ありがとうございます!」 「カカシのお誕生日にもちゃんと俺がお祝いするから!」 「はい…!…一緒にお祝いしてくださいね…?」 「もちろん!」 「じゃ、お片づけしてきますから、先にお布団で待ってて下さい!」 「あ、でも手伝い…」 「お誕生日なんだから、コレくらいさせてください!ね?」 「う、じゃ、待ってるから…」 「はい!すぐ片付けますから!」 「無理しないように…!」 「はい!眠そうで酔っ払っちゃって美味しそう…!ま、俺ももう我慢できないからお待たせしませんよ…?」 ***** 「お待たせしました!」 「良かった!じゃ、寝ましょうか!」 「はい勿論!」 「うわぁ!え?あ…その、もしかして、する…?」 「ええ!俺が出来るご奉仕は全身でさせてくださいね!一杯一杯…気持ちよくなって欲しいんです!」 「あ、でも…ちょっ!うぁっ!んーっ!」 「ああ、やっぱり美味しい。…ここも、そこも、あそこも…!」 「あ、舐めないで…!」 「ああ、イルカ先生も…ずっとしてなかったですもんね…?出来なかった分ちゃぁんと沢山出して下さい…!」 「んっあぁぁっ!」 「ふ…あぁ…幸せです!」 「ん。俺も…ぁっ!」 ********************************************************************************* お誕生日のご馳走は旦那さんだったという話? 本編では間に合わせられない気がしたのでこちらでごめんなさい…! ご意見ご感想がございましたら、お気軽に拍手などからどうぞ…。 |