「イルカイルカ…こっちおいで?」 「何ですか?カカシさん!」 「今日はアカデミーで遠足なんだよね?」 「はい!一杯歩いて一杯勉強するんです!」 「で、行き先は?」 「木の葉山です!」 「ふふ。ありがと。…お昼ご飯のお弁当とお茶はちゃんと背嚢につめておいたから。今日は暑いから水分補給をこまめにね?」 「ありがとうございます!えへへ!」 「楽しみだねぇ…?」 「はい!俺、カカシさんにお土産に出来るようなもの探してきますね!薬草とか…!」 「うん。イルカからちゃあんと貰うよ。お土産。」 「頑張ります!」 「気をつけてね?」 「はぁい!じゃあ行ってきまーす!!!」 「…さて、俺も行くか。」 ***** 「さあ皆!頂上までのタイムを計るぞ!先生たちは先に行ってるから、皆はちゃんとチームで協力して上がってくるように!」 「「「「「「「「「「「「「「「「「はあい!!!」」」」」」」」」」」」」」」」 「さあ!行くぞー!…散!」 「わあ!先生たちが消えた!」 「すっげぇ!」 「急がないと!」 「負けないぞー!」 「チェックポイントは…」 「…よしよし!皆頑張ってる!俺も先に行ってないと!」 ***** 「もうちょっとで…ア、アレ…?なんだ…目が回る…?」 「具合悪いの…?」 「あー…カカシさん…?どうしてここに…?」 「心配でちょっと様子見に来たの。…熱そうね?」 「え…?あ、そういえばなんだか熱いかも…?」 「もっと飲んだほうがいいよ。持ってるでしょう?俺のお茶。」 「んくんく…。え…!?あぁ…っ!?やだぁ…熱い…!」 「じゃ、涼しくなろうね?」 「や…助けて…!」 「ちゃぁんと気持ちよくしてあげるから…。」 「んあ…っ!」 ***** 「…遅いなーイルカ。」 「…やな予感するよなー。」 「なんだよそれ?」 「イルカが持ってきてたお茶。…何か変な匂いしてたんだよ。」 「あー…。今日は無理だな多分。」 「あの人に持って帰られたな。十中八九。」 「遠足の日程聞いてきたときから、おかしいと思ってたけど…。」 「諦めるか…。」 「そうだな…。」 ********************************************************************************* お外でイチャイチャしたくなったのと、イルカを独り占めしたくなった黒上忍の暴走。 周りの皆様はもうすっかりなれました…。←中忍の悲哀。 と、言うわけで相変わらずアホ話! |