「カカシ…!」 「イルカ!大丈夫か!?」 「ソレはこっちのセリフだ…!また舞台で鼻血でも被ってないかとか…色々心配したんだぞ!」 「俺だって…!俺がいない間にお前がクマを罠に嵌めたり、クマに食い物を食わせ続けたり、クマに肉をたかったり…!あと、爺にたきつけられた新たなる世界の扉でも開いてないかって…ずっとずっと心配してたんだ!」 「安心しろ!アスマにいちゃんならさっきから居間で寝てる!」 「…なにもしてないだろうな…?」 「え?別に?」 「なら…って!?おい!やっぱり縛られてるじゃないか!」 「ちょっと縛ってとおちゃん修行のお手伝いしただけだぜ!…まあ楽しかったコトは認めるけどな!!!」 「クマ!おいクマ!…ちっ!使えないヤツだ…っ!」 「あとじいちゃんのことなら心配するな!ちゃあんと…今日もエロ本読んでたから!」 「また遊びに行ったのか!?駄目だろ!あの爺にみだりに近づいちゃ!俺のいない時は特に避けるように言っといただろ!?」 「まあまあ!ちゃんとじいちゃんから貰ったお菓子は取ってあるぞ?あとじいちゃんお気に入りの本も一応もらって…」 「さっさとよこしなさい!…油断もすきもない爺め…!」 「いいけど。…カカシはこういうファッションが好きなの?そういやいっつも黒いもんな!」 「こ、これ…!?コレで縛るとか言い出したのか…!?」 「鞭ってなんか斬新だよな!攻撃力が高くて遠隔攻撃も出来て、オマケになんかかっこいい!!!」 「お前は!すぐ影響受けるんじゃない!」 「あれ?何でばれたの?」 「…この縛り方は特殊…っていうか、そんなのどうでもいいだろ!いいか!クマの正しい縛り方はこの間お前がクマ狩り勝手にした時に教えたな?…まあ、このクマは薬にもならない代わりに毒にもならない役立たずだけどな!」 「カカシ…帰って来てすぐで疲れてるんだな…!そうパッション溢れるトークを繰り広げなくても分かってるって!」 「何がだ!?…お前、何する気だ…!!!」 「えーっと。取り合えず飯!あとそれからちゃんと耳の後ろまで綺麗にカカシを洗って乾かしてもさもさして…そんで、一緒に寝ようぜ!!!」 「俺がいないと駄目ってことか…。被害がココまでとは…!」 「さ、飯にしようぜ!モリモリ食ってでっかくなれよ!!!」 「そりゃ成長期だけどな?…まあもういいか…。」 「今日の晩飯は…海老ときくらげとたけのこの卵炒めだぜ!!!」 「なんでもいいから早くしてくれ…。」 「おうよ!腹が減ってくったくたなんだな…!まってろ!すぐできるから!」 「…はぁ…。長期任務は…危険すぎる…!」 ********************************************************************************* 子イルカバージョン! うちのかわいいような気がするイルカちゃんに相変わらず苦労性なカカチの帰還を 祝ってもらったという話。 お帰りなさい祭りにご意見ご感想がございましたら、お気軽に拍手などからどうぞ! ではでは…皆様!拍手でも何でもイイんだ!是非是非お帰りなさいと叫んで下さい…!!! 帰還を…一緒に寿いでくれ!!! |