「んー…あったかい…もっと…」 「ん、ほらこっち」 「う?んー…?うごく…?え?」 「おはよ」 「あー!?げほっ!」 「はいはい叫ばないの。あったかかったでしょ?」 「何で同じ布団…!風邪が感染る…!」 「なら触ってみる?」 「あれ…?あったかいけど…」 「熱くはないでしょ?」 「…馬鹿と暗部は風邪引かないのか…!?そんなとこまですごいのか!?」 「んー?それはどうかなー?まあ俺は真っ先に耐性つけられるから」 「そ、そうなのか…?とりあえず…え、えっとだな…!」 「からあげとかの肉はまだだめよー?はい。お粥」 「おおおおお!なんかふわっていい匂いが…!美味そう…!!!」 「ちょこっとだけどささみは入ってるよ。肉好きでしょ?」 「美味い…!」 「そんなに急いで食べなくても。…にしてもホントに熱下がってるんだけど」 「食って寝たし、温かかったし…その、ありがとな!」 「…14日っていつだっけ」 「え、えーっと?俺も寝てたし…でもほら、明々後日くらいじゃないか?」 「ちょっとならいいかなー?」 「コレホントに美味いなぁ…!」 「ほんっと。おいしそ」 「あ!そういえば!お前も食え!」 「…後でねー?」 「なんでだ?美味いのに!ほら!」 「…ん。ま、普通?」 「美味いんだ!お前もいっぱいちゃんと食べるんだぞ?風邪でも引いたら…」 「そうねー。我慢しすぎて暴走して当日ダメになるより今日ちょっとならいいよね?」 「とろっとろの鶏肉美味いぞ!ちょっとじゃなくてお前もちゃんと…!んんっ!」 「ん、おいし」 「な、なななな…!?」 「当日はちゃんとチョコ一杯上げるから、早く元気になってね?」 「チョコ!チョコはうまいけどなんでパジャマ…あぁ…っ!」 「ねぇ。食べさせて…?」 「うぁっ…は…っ!…んんっ…!チョコ…ないじゃないか…!」 「美味しいの用意しとくから、楽しみにしててねー?」 「やぅ…あぁ…ん!」 「あーおいしそ。…手加減、しないとね?」 ********************************************************************************* かぼちゃのてんぷら! とりあえず我慢はすぐにできなくなったという話! ではではー!なにかご意見ご感想等ございましたら、お知らせくださいませ! |